【シンガポールの生活】ホテル暮らしのメリット・デメリット|勤務先のホテルで暮らした6ヶ月間の実態

シンガポールに住み始めた最初の半年は、勤務先のホテルの一室に住んでいました。

勤務先=住居の生活。

アンディ

ホテルで暮らすなんてちょっと贅沢な感じすらするけど、現実は違うの?

良いところも悪いところもそれぞれありました。

実際に体験してみないとわからないことも多かったので私の体験談をご紹介しますね。

ホテル暮らしのメリット

まずは良いところですね。もちろんたくさんあります。

家賃・光熱費・水道代がタダ

これはホテルに勤務している場合に限りますが、外国からわざわざシンガポールに働きに来ているわけですから、ほとんどのホテルではマネージャー以上の外国人スタッフには住居用の部屋を1室用意してくれていました

家賃の高いシンガポールでこれは非常に助かります。この期間中にかなりの貯金ができたのは言うまでもありません。

通勤時間ゼロ・交通費ゼロ

これもまた勤務地に住んでいることの大きな長所ですよね。

朝の通勤ラッシュや渋滞とも無縁の生活。

朝起きて身支度をして、始業5分前に部屋を出てエレベーターに乗れば余裕で到着するので、普段なら通勤に使っている時間を他のことに使えるのはとてもいいことですよね。

交渉次第ではホテル内の施設が割安で使えることもある

すべてのホテルがそうではないようですが、私の場合はシンガポール国内のローカルコールはかけ放題でした。(かける相手はいなかったので無駄でしたけど)

また交渉次第ではクリーニングやビジネスセンター、ジムやプールなども無料か若干のディスカウントなどを受けられることもあるようです。

私の場合は交渉するのが面倒だったことや、ジムやプールは顔見知りの従業員やお客様と出くわすのがストレスだったので一切使いませんでした。

ハウスキーピングに掃除してもらえる

部屋の掃除もハウスキーピングがちゃんとしてくれるので手間いらず。

お掃除の頻度も自由に選べました。私の場合はお掃除は3日に1回、ベッドシーツの交換は週に1回にしてもらっていました。

洗濯は、部屋に洗濯機を置けないので多少不便ですが、部屋がいつも乾燥していたので加湿器代わりという意味で部屋の洗面台で手洗いして部屋に干していました。

シンガポールのホテルは24時間エアコンがキンキンに効いているので、脱水機にかけなくても翌日にはしっかり乾くほどでした。

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自室でスタンバイできる

ホテルの勤務時間はとても不規則。

特に私の場合はみんなと同じシフトではなく、日本からのVIPが到着するとなれば深夜だろうが早朝だろうがロビーでスタンバイしていなければならない役目でした。

なので勤務時間が終わって一旦部屋に戻り、一休みしてから深夜のお客様をお迎えに出る、なんて面倒なこともほぼ毎日のようにこなしていました。

そんな時に自分の家がホテル内にあるととっても便利。スタンバイ時には自室で寝転がってテレビでもみながら待機するなど小回りのきく動き方ができたのもメリットの1つでした。

ホテル暮らしのデメリット

さて、たくさんのメリットの裏で、デメリットもけっこうありました。

ただし、いずれも私の経験と主観に基づくものですので、全くそんなトラブルなく快適に過ごしている人もたくさんいます。

あくまでも参考程度に読むことをお勧めしますが、結論から言いますと、私の場合はメリットよりもデメリットの方が大きくなったので6ヶ月後にはホテルの部屋を出て一人暮らしをすることに決めました。

何かトラブルがあると24hおかまいなしに電話がかかってくる

そのホテルには私のほかに営業部に一人日本人がいましたが、基本的に滞在客のクレームや応対に当たるのはフロントオフィスの私の仕事でしたので、日本人のお客様からのお問い合わせや苦情はすべて私に連絡が来ました。

勤務時間外でも私の部屋の電話がジャンジャン鳴るわけです。

これはホテルに住む日本人スタッフの宿命とも言えるのですが、人によっては「時間外だから」と電話を回さないようにフロントのスタッフにきっぱり言う人もいるようです。

私はまだホテルのイロハもさっぱりわからない状況だったので、ワケもわからずすべての電話を受けていました。

そしてその内容次第では深夜であろうとも起きてお客様の部屋までトラブル解決に出向くことも多々。

そんなワケで勤務開始からずっと、24時間全然気が休まらない日々を送ることになりました。

プライバシーレベルはかなり低め

ホテルの同僚たちはみんな気さくないい人ばかりで楽しかったのですが、

ベルボーイやルームサービスの人たちが、しょっちゅう私の部屋ののドアベルを鳴らして「Friendly Call」をしてくれるようになりました。

悪気なく「Just to say hi」(ちょっと寄ってみた)なんて理由で部屋に来ることが続くと、部屋に入れないまでも無下にもできず、部屋にいてもまったく休まらない日々が続きました。

休日も休んだ気があまりしない

勤務先に住んでいることのデメリットは、休みの日でも職場にいることになるので、身も心も全然休んだ気になれないこと。

気持ちの切り替えもできない上に、なんだったらダメ元で日本人応対の電話がかかってきたりもするわけです。

ちょっとコンビニに行くにも同僚やお客様に会ってしまうことがあるのですっぴん部屋着のままというわけにはいかない

そしてこれもまた当然といえば当然のことなのですが、ちょっとそこまでコンビニに行くにも、お客様と同じエレベーターを使って、ホテルのロビーを通って出入りすることになるので、

とにかく人に見られることが多い。

すっぴんでも平気な人なら問題ないですが、私の場合はそう言う姿を他人に見られるのがイヤな性分だったので、コンビニであろうともしっかりメイクをして出かけるか、そうでなければ部屋から出ない、と言う二択に縛られていました。

お掃除してくれるのはありがたいが気が引ける

またホテルの一室ということで、ハウスキーピングの方がちょくちょく部屋に入ってお掃除してくれます。

でも働き始めてしばらくすると、みんなと顔なじみになってくるワケで、ハウスキーピングの人とも仲良くなっていました。

彼らにとっては掃除することが仕事なので、私の部屋であるかどうかは関係ないと言うことは理解しているのですが、顔なじみ、もしくは友人になった人に自分の部屋の掃除やゴミ収集をしてもらうというのは、とても落ち着かないことでした。

なので捨てるゴミの内容や机の引出しに入れているものなどにも気を使い、ハウスキーピングに入ってもらう前日には自分でゴミをまとめて出しに行ったりしていました。

ホテル暮らしに終止符!デメリットが上回りました

そんなこんなで、私の場合は「勤務時間の終わりが欲しい」「休みは休みたい」「一人になりたい」「誰の目も気にしたくない」「自由になりたい」という願望がホテル暮らしメリットをはるかに上回り、

ついに一人暮らし用の住居探しを始めました。

とはいえこれはあくまでも私の体験であって、働くホテルによっても状況はたいぶん違ってきます。

実際に、私のホテル勤務の友人は何の問題もなく快適にホテルの部屋に何年も住んでいました。

これからシンガポール転職を考えている方で、ホテル住まいになる可能性がある場合は、ぜひこのメリットとデメリットを参考にしてみて欲しいです。

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