シンガポールの結婚式事情【中国系シンガポール人編】結婚式の流れと気になるお呼ばれファッション・ご祝儀まで

シンガポール人の結婚式に招待された!わからないことだらけで不安。着るものやご祝儀なども知りたい。

今回はシンガポールに住んでいれば1度は必ず参加することになるであろう、現地の結婚式についてご紹介したいと思います。

シンガポールで結婚式に関わりまくった7年間

シンガポールに住んでいた7年の間に、友人・知人・同僚・上司・彼氏の親戚・彼氏の友人まで、本当にたくさんの結婚式に招待してもらいました。

シンガポールに暮らすすべての民族の結婚式に参列してきたと言っても過言ではありません。

またシンガポールではホテルのゲストリレーションマネージャーとして働いていたので、

新郎新婦のチェックインから披露宴前後のサポート、翌日のチェックアウト、料金精算まで

トータルで結婚式のお手伝いをしてきました。

なのでシンガポールの結婚式についてはその内部事情にも詳しい方だと思います。

この記事ではシンガポールで中国系の結婚式に招待されたら知っておきたい情報をお伝えします。

シンガポールの結婚式の種類・スタイル

シンガポールで行われている結婚式の種類はざっくり分けて以下の通りです。

  • 中国式
  • マレー式
  • インド式
  • キリスト教・カトリック教式

本当にざっくりと分けましたが、シンガポールに暮らす民族の数だけ結婚式のスタイルがあると思ってよいくらい様々です。

しかも人種を超えた結婚や、国際結婚となるとこれまたどっちかの様式に合わせるのかそれとも両方するのかなどいろいろと複雑になってきます。

(イスラム教に関しては結婚の時に異教徒は改宗する必要あり)

シンガポールの結婚式事情【マレー系シンガポール人編】結婚式の流れと気になるお呼ばれファッション・ご祝儀まで

中国系シンガポール人の結婚式

シンガポール人の約8割が中国系というだけあって、私が参列させてもらった数々の結婚式の中でも、ダントツで一番多かったのは中国式の結婚式です。

中国系シンガポール人の結婚式の流れ

彼らの結婚式は一部と二部に分かれていて、一部は中国スタイルで自宅やお寺などで行い、二部はホテルのボールルームで披露宴を行います。

一部(午前中)伝統的儀式

中国スタイルの結婚式の第一部は、ほとんどが身内と親しい友人のみで行われます。

  1. 新郎とその付き人(兄弟や友人)が、朝イチで新婦の家に新婦をお迎えに行きます。
  2. 新婦の家では新婦とブライドメイドたちがスタンバっていて、新郎が家に入る前にいろんな課題や罠を仕掛けます。
  3. 新郎はそれらの課題などを乗り越えて、やっと新婦の待つ寝室に辿りつき、新婦とご対面

このようなやや小芝居がかったやりとりから1日が始まります。

のりこ

新郎は「どんな困難も乗り越えてみせます」というところを見せないといけないようで、ブライドメイドたちが用意したイタズラにすべて立ち向かわなければいけません。

私の友人はわさびが詰まったおいなりさんを食べさせられたり、新婦の部屋の鍵を開けてもらうのに無茶なモノマネをさせられたりしていました。

 

無事に新婦に会えたらそこからは真剣に、年長者やご先祖様に結婚を許してもらう儀式をします。

そしてリムジンに乗って披露宴を行うホテルに向かうという段取りです。

二部(夕方〜夜)結婚披露宴

披露宴が行われるホテルでは、各部門の担当者がパーティーに向けて朝から準備をしています。

  • バンケットチーム→ 会場設営、キッチンとの連携、機材の確認等
  • ゲストリレーション→ お迎えとチェックイン準備、アメニティの確認
  • ハウスキーピング→ アメニティのセッティング(花びらを撒き散らしたりタオルをハート型に作ったり大変)

新郎新婦がリムジンに乗ると運転手さんからホテルに電話が入り、おおよその到着時刻が伝えられます。

私はゲストリレーションだったので、その電話が入るとロビーで待機してお出迎えをして、二人をスイートルームにご案内してチェックインの手続きをします。

中国式結婚式の第一部は近親者やごく少数の友人(付き人・ブライドメイド)だけで行われるのに対し、第二部ではその他の友人、知人、親戚、会社関係者などを招待して大々的に行うのが一般的です。

中国系シンガポール人の結婚披露宴

中国系シンガポール人の結婚披露宴のほとんどはホテルの宴会場で行われます。

披露宴の流れは日本のそれとほぼ変わらず、招待客は中華料理のコースとお酒を楽しみながらお祝いをします。

  1. 新郎新婦入場
  2. 乾杯
  3. 食事・歓談
  4. スライドショー(二人の馴れ初めとか)
  5. キャンドルサービス・写真撮影

 

ここからは日本の披露宴とほぼ変わらず、生い立ちやら馴れ初めやらのスライドが流されたり、

会社の同僚が余興をやったり、親戚のおっちゃんが歌を歌ったりします。

中国系シンガポール人の結婚式ーお呼ばれファッションは?

中国系シンガポール人の結婚式や披露宴は、日本のそれとは招待客の装いが180度ちがいます。

招待客のほとんどは、普段着にちょっと毛が生えたくらいのカジュアルな服装で参加するのです。

両家の両親くらいはちょっといいものを着てますが、その他はみんなポロシャツにジーパンとか、本当にいつも通りの服装。

女性も普段オフィスに行くレベルの格好なので、万が一日本のお呼ばれスタイルのように招待客がドレス着て髪をしっかりセットして行った日には、めちゃくちゃ浮きます。

のりこ

とはいえ、もし招待された披露宴がリッツカールトンやマリーナベイサンズなどの高級ホテルだった場合は男性は正装、女性はカクテルドレスになります。

招待客はホテルのランクによってファッションを変える必要があるんですね。

中国系シンガポール人の披露宴 キャンドルサービス

ホテルで行われる披露宴では、日本と同様に必ずキャンドルサービスの時間があります。

その時に初めて新郎新婦と近くで話したり写真を撮ったりできるわけですが、キャンドルサービスで新郎新婦が各テーブルを回ってくると、友人たちは急にお酒を追加注文し始めます。

ひどい時にはコップになみなみ注がれたウィスキーなど、強めのお酒を1杯だけ用意して待ち構え、いざキャンドルサービスが来るとみんなで新郎にそのお酒を進め、新郎はそれを飲み干します。

おそらくちょっとした若い人たちの悪ふざけの風習だと思いますが、おかげで新郎は最後のテーブルを回り終える頃にはベロンベロンです。

新郎がお酒をあまり飲めない人だったりすると、兄弟や友人が一緒にキャンドルサービスを回り、新郎が飲みきれないものを飲み干して行ったりもします。

私がホテルで働いていたときは、披露宴の翌日チェックアウトの時間になっても新郎が二日酔いで起きられない、なんてことも度々ありました。

中国系シンガポール人の結婚式 ご祝儀の相場

招待客がつつむご祝儀もこれまた日本とは全然ちがいます。

ご祝儀の相場は結婚する方の地位や披露宴が行われるホテルのランクによっても変わってくるのですが、目安としては友人や会社の同僚なら50〜100ドルくらいと言われています。

普段はお金の話にあまりデリカシーのない中国系シンガポール人ですが(持ち物の値段とか給料とかなんでも金額を聞かれる)、ご祝儀にいくら包むかという質問には、正解がわからないのか答えたくない額なのかタブーなのかわかりませんが、あまりはっきりと言いたがりません。

しかしいずれにしても日本のように何万円も包むようなことはありません。

受付でアンパオと呼ばれる赤いポチ袋に入れてポイっと渡すだけで、誰がいくら出したかなんきっちり管理してないと思われます。その代わり引出物という文化もありませんのでお返しはナシです。

中国系シンガポール人の結婚式 変身写真

これはもうシンガポール人だけでなく台湾・香港・中国本土でも普通に、というか積極的に撮られているものなのですが、中国系の人たちにはとてもポピュラーな記念写真です。

記念写真というより芸能人も真っ青なレベルの「写真集」です。

結婚式前にいろんなロケーションで、いろんなシチュエーションで、いろんな衣装とポーズで、完璧メイクをしてもらって、美白とぼかしの効いた超ロマンチック写真集を作成します。

中にはその写真集のためにカメラマンを連れて海外まで行って撮影しちゃったりする人もいます。

その気合いの入りようと、あまりの変身っぷりと(ドレスもヘアメイクもすべて専属の人がついてバッチリやってくれます)見ていてちょっと恥ずかしくなるくらいの激アツロマンチックな光景に、日本人は若干の照れを感じたりもします。

でも本当に惚れ惚れするほど綺麗に撮れているので、機会があれば一見の価値ありです。

もしくは自分が変身写真を撮ってもらうのも、ありです。(写真スタジオに行って予約すれば、結婚式じゃなくてもドレスを着て変身写真を撮ってもらえます。)

シンガポールの民族衣装やシンガポール航空CAのユニフォームなどを着られるツアーもあります↓↓↓

>>シンガポールで民族衣装変身フォトを撮るオプショナルツアー

中国系シンガポール人の結婚式 まとめ

もしシンガポール人の結婚式に招待されたら。

 

そのときはまず初めにその新郎新婦がどの民族出身かを確認することから始まります。

シンガポール国内で行われる結婚式は、民族や宗教によって大きく異なりますし、また披露宴が行われるホテルのランクによっても招待客の服装や包むご祝儀の額が違うんです。

せっかくのおめでたい席ですから、現地の常識はきちんと把握して気持ちよくお祝いをしたいものですね。

 

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