シンガポールで歯医者さんに行く!シンガポールのローカル歯医者さんの実態

海外に住む日本人にとって、「現地で病気になったとき」と「歯が痛くなったとき/欠けたとき」というのは本当に切実な問題です。

できれば治療は日本で受けたいけれど、すぐには日本に帰れないし、帰れたとしても数回に分けてのんびり通うなんてこともできない。

でもすぐに症状はなんとかしたい。(T ^ T)

シンガポールに住んでいた7年間で、私も幾度となくこの問題に直面しましたが、「病気になったとき」については、以前MCについての記事でご紹介したようにシンガポールではしっかり有給で仕事を休める制度が整っているので苦労はしませんでした。

しかし「歯が痛くなったとき/欠けたとき」については、状況がかなり切羽詰まっていたため、現地の歯医者さんで治療を受けることになりました。

その経験をふまえ、今日はシンガポールでの歯医者さん事情についてご紹介したいと思います。

シンガポール人は虫歯にならない?

私がシンガポールに住んでいるときに、わりと大きな衝撃を受けた事実があります。それがこちら。

シンガポール人のほとんどが子どもの頃から虫歯ゼロ。

少なくとも私の周りにいた友人・知人は全員、検診と矯正以外の目的で歯医者に行ったことがない。

また、シンガポール人の友達と話している時に、私が大口を開けて笑った時のこと。

虫歯の治療を経験したことがないシンガポール人の友達が、私の口の中を覗き込んで目を丸くするのです。

「歯、どうしたの??」(´⊙ω⊙`)

日本では極めて普通の、銀歯

しかも私はよりによって子どもの頃から虫歯が多い方だったので、上下左右、奥歯はほとんど銀歯と銀色の詰め物でギラギラしていたのです。

それが虫歯の治療経験ゼロのシンガポール人たちにはものすごく衝撃的だったようです。

日本人は歯が弱い?

そう、海外に出てみて初めて気づいた事実は、日本人ほど歯の治療で歯医者に通っている国民はいないのではないかということ。

そして虫歯や歯槽膿漏、歯肉炎など、口の中のトラブルでとても気軽に、何度も歯医者に行くのが日本人。

その原因の一つが医療費の安さにあるのではないかというのは容易に想像ができます。

のりこ

日本人は「あらあら虫歯ができちゃった!」とすぐに歯医者さんに行き、1回数百円〜数千円で治療してもらうことができますよね!

ところが諸外国では、医療費が100%自己負担というところがほとんどなので、経済的負担が大きすぎて簡単にお医者さんにはかかれないのが現実なんです。

そうなると必然的に、みんなが

「病気にならないように」

努力するようになります。

シンガポールでも歯科治療は全額自己負担なので、虫歯になんてなろうものなら何十万円とかかってしまいます。

なのでみんな血眼で虫歯にならないようにしっかり検診をして、しっかり予防します。

▽海外ではかなりメジャーな歯間ケアは”フロス”▽

シンガポールでの歯科治療の概念

先ほども言いましたが、シンガポール人は子どもの頃から、なんだったら乳歯が生えたその瞬間から、徹底的に検診をして専門家にクリーニングをしてもらい、虫歯にならないようにしています。

しかもその検診やクリーニングの費用ですら一回150ドルほど(1万円強!)するので、年に1度の検診についてはその一部〜全額を会社が負担するところがほとんどです。

私が働いていた外資系ホテルでも日系メーカーでも、歯科検診料は年に1回分は会社が負担してくれることになっていたので、同僚たちはきちんと検診をしてもらっていました。

さらに気をつけている人はそれに加えて半年に1回は自腹で歯石を取ってもらいに行く人もいました。

のりこ

シンガポールでの歯医者さんに対する考え方は、治療をするところというよりは、予防のための検査と検診をするところというイメージの方が強いようです。

シンガポールでの歯医者さんの選び方

では、いざシンガポールで歯医者さんに行かなければならなくなったとき、どの歯医者さんを選ぶかとても悩むところではありますよね。

でも実際のところ、簡単に大きく分けると選択肢は二つしかありません

  • 日本人の歯医者さんがいるところに行くか
  • シンガポール人の歯医者さんにやってもらうか

この2択です。

日本人ならやっぱり日本人の歯医者さんに治療してもらえたら安心しますよね。

どこがどう痛いのか、どう直してほしいのか、日本語できちんと伝えることができます。

ただし日本人の歯医者さんに治療してもらうのはローカルの歯医者さんにかかるよりも高額になることが多いと言われています。

日本人のいる歯医者さんの中からどこを選ぶかは、ネットの口コミや、シンガポールに住む歯医者さんご本人のブログなども見られますので、それを良く見て選ぶのが良いと思います。

一方、シンガポール人の歯医者さんもたくさんいます。

私が実際に行ったのは、現地の大きい歯科グループPinnacle Dental Clinicの中の一つでした。

そこを選んだ理由は、シンガポール人の友達がおすすめしてくれたのと、そこが家から一番近かったから。

ローカルの歯医者さんでも、彼らはとても優秀な人が多いですし、技術も日本と遜色ないかむしろ進んでいるくらいなので心配ありません。

ただし全てを英語で説明し、全てを英語で理解しないといけないので、英語に心配のない人にしかおすすめできません。

シンガポール人の歯医者さんでの経験談

では実際にローカルの歯医者さんに行った私の経験談をお伝えしますね。

私は右の奥歯の一本に、子どもの頃からよく痛くなったり歯茎が腫れたりするところがあって、そこばかり何度も治療を繰り返してきました。

シンガポールに住むようになってからもそこがどうしようもなく痛くなってしまい、ついにその歯の神経を抜くことになってしまったのです。そのときのブログをご紹介します。

タイトル:抜かれちゃいました

土曜日に、シンガポールに来て初めてローカル歯医者に行ってきました。なにせ、入り口に「牙科医室」なんて書いてあるようなとこでしょう、行かなくてすむなら絶対行かないところではあるんですけど、どうしても必要に迫られて、行ってきました。

診療室に入って口を開けるや否やその歯医者、

「じゃぁ、歯を抜くのと神経抜くの、どっちがいい?」

と究極の選択をせまる。他の選択肢はないんかいっ!と思いながらも

「じゃ、じゃぁ神経の方で・・」と私。

おごそかに私の歯の神経を抜く作業が始まったところで、やおら大音量の携帯着信音が部屋に鳴り響く。歯医者が携帯持ち込んでんのかよっ!と突っ込みを入れたくなるも大口開けてフガフガしてる私にはそれは所詮叶わぬ願い。でもまさか処置中に電話には出ないよな・・、と思っていたら、

「ヘロ」

出んのかよっ!出ちゃうのかよっ!人の歯の神経抜いてる時に電話出ていいのかよっ!!

2時間にわたる処置の末めでたく私の神経は抜き取られたわけですが、4時間たっても麻酔はきれないし、痛み止めがきれたら立ち直れないほど痛いしで、切ない週末を過ごしました。

 

私の歯の神経を抜いてくれたのは、若い中国系シンガポール人の男性医師でした。彼は私の治療を繰り返してギンギラギンの奥歯を見て、「wow」と小さく驚いていましたが、

彼の治療後、その右の奥歯は一度もトラブルを起こしていないので、きっと腕は良かったのだと思います。

ただやはり、治療中に携帯に出たり、携帯でしゃべっている間つばを吸入する器具を私の口の中に放置したりするところはシンガポール人らしいな、という感じではありました。

気になる治療費とまとめ

私の経験から、治療のレベルに関してはローカルの歯医者さんでも全く問題ナシなので、英語が大丈夫な方はぜひローカル歯医者さんに行ってみるとよいと思います。

またシンガポールでは治療したところを白い詰め物で治してくれるので(日本ではまだまだ白い詰め物は高いですよね)奥歯のギラギラ感が落ち着いてくれるのも良いところかと思います。

そして肝心の治療費ですが、先ほども言いましたがシンガポールでは歯の治療は100%自己負担です。そして私はそんな国で歯の神経を抜くというなかなか大掛かりな治療をしてもらったわけですが、

その時の治療費の合計は1,400ドル(12万円くらい)でした。

日本なら歯の神経を抜いて銀歯を被せても合計1万円かからないくらいですよね。

確かに高いですが、むしろ世界的にはそれが普通だと言われています。

なのでこれから海外に住む予定のある方は、ぜひ日本で治療を済ませて行くか、現地の人たちと同じように、検査、検診、クリーニング、歯石除去をマメにしてもらう方にお金を使うことをおすすめします。

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