仕事の休暇を利用してやってきた楽しいシンガポール旅行。
旅行は楽しいけれど、まさか誰にもお土産を買わずに手ぶらで帰れるワケはないですよね。
会社の上司や同僚、サークルの友人、ご近所さんまで、旅行に出ることがバレている人にはやはり、気持ち程度でも何か買って帰りたいもの。
でもそういう相手へのお土産って、それなりに個数が必要になりますよね。
そんな【小さくても個数がたくさん必要なお土産】のことを、巷では「バラマキ土産」と呼ぶそうです。
目次
シンガポールのバラマキ土産
バラマキ土産は、同じものを複数の相手に配ることから好き嫌いが分かれそうなクセの強いものは避け、とにかくベタで万人ウケするものを選ぶのが良さそうです。
バラマキ土産の鉄則は、
安くて美味しくて、個包装になっているか、1つ1つが小ぶりで手頃な値段であること。
シンガポールも観光客が年々激増しているからか、現地では「バラマキ土産」の需要の増加にもきちんと対応しており、スーパーにはお手頃にバラまけるお土産コーナーが設置されていたりします。
のりこ
ではさっそく【バラマキ土産のオススメ10選】ご紹介します!
1. マーライオンチョコ・マーライオンクッキー
これは定番中の定番、これさえ買っておけば安心です。しかもどこに行ってもだいたいが組み合わせ自由で「Buy 3 get 1」(3個買ったら1個おまけ)というシステム。チョコもクッキーも様々なフレーバーがあり箱のデザインや容器の形もいろいろあって楽しい。
のりこ
ちょっと前までは、こういうタイプの観光地で売られているチョコレートって、あまり美味しくないものが多かったように思います。
『いかにも海外の味』
って感じの、なんとも脂っぽくてチョコの風味のあまりしないやつ。
しかし現在のシンガポールは違います。
試しにいろいろ食べてみましたが、普通に美味しい。クッキーも、マンゴーやパイナップルなどのフィリングが入っているものもあったりとなかなか本格的です。
2. ドライマンゴー
これも有名どころですね。シンガポールにはいろんな種類のドライフルーツがありますが、やはり王道はマンゴーです。
そしてドライマンゴーにもたくさん種類がありますが、一番人気で間違いないのがこの7Dではないかと思います。
何しろこのドライマンゴーはすでに日本でも認知度が高くみんな美味しいことを知っているので、ど定番のアイテムながら、渡すととっても喜んでもらえます。
3. ご当地スーパーのお菓子
私にとって海外旅行で一番好きな時間が、【現地のスーパーマーケットをウロついている時】です。
その土地ならではの野菜や果物を見たり、肉や魚も珍しいものがあったり、日本では高級はものが海外では激安で売り叩かれていたり。
そんな現地の食生活が垣間見れるのがスーパーの醍醐味。そして一番の楽しみは何と言ってもお菓子コーナーです。
シンガポールのスーパーのお菓子売り場には、世界中様々な国のお菓子がずらりと並んでいます。
クラッカーやビスケット類はお隣のマレーシア製のものが多いですし、ポッキーやプリッツ、スナック菓子は日本や韓国のものもたくさん。
むしろシンガポールで作られているものの方が少ないかもしれません。
そんなスーパーのお菓子コーナーの中から、個数をたくさん買っても負担にならず、持ち帰るのにかさばらないおすすめのお菓子をご紹介します。
3.1 Mitsuya Tasty biscuit stick
私にはシンガポールに住んでいた7年間ずっと不思議に思っていたことがあるんです。
それがこの【ミツヤのティスティ】というスティックビスケット。
なにせProduct of Japanとしっかり書いてあって日本のお菓子を謳っているが、私は日本では一度も見たことがないんです。
シンガポールで働き始めてすぐにインドネシア人の同僚から「日本のお菓子だよ」と言って1本もらって食べたのが初めての出会い。
その同僚いわく、東南アジアではとても人気のあるお菓子なんだとか。食べてみてこれまたびっくり。
素朴なビスケットのスティックなんだけど、とにかく美味しいし不思議と口の中の水分持っていかれる感じではなく、1本食べたらまた1本と、アッというまに全部食べてしまう謎の中毒性。
調べてみても、日本製とあるけど同じものは日本では売っていないよう。
しかも1袋100円しないという安さなので、たくさん買ってばらまくのもよし、日本に持ちかえって大切に食べるもよしです。
3.2 タピオカチップス
日本ではあまり馴染みのないタピオカチップス。
タピオカと言えばドリンクに入っているモチモチのツブツブが日本では大人気ですが、シンガポールにはこんなポテトチップス風のものもあるんです。
タピオカをスライスして揚げたようですが、いろんな味付けがされていて、中でもおすすめはチリ味。
日本のポテトチップスのようにまわりにフレーバーパウダーがまぶしてある感じではなく、このタピオカチップスには甘辛のタレがしっかりと絡めてあるという珍しいもの。
そのタレは甘くて辛くて、ビールのお伴には最高です。
3.3 チリプローンロール(Chili Prawn Roll)
これはシンガポール土産の中でも定番のものですね。
【チリ】は唐辛子、【プローン】はエビ。=ピリ辛に味付けされた海老のフレークが小さな春巻状にロールされているおつまみです。
シンガポールを代表するお土産の一つで、味もとても美味しいですが、マーライオンチョコと同じで現地に住んでいるとあまり食べません。
でもこのお菓子もシンガポールの特有の文化プラナカンのもので、パッケージもプラナカン風のかわいらしいものもあるのでお土産には最適です。
4. 肉骨茶スパイス
シンガポールの代表的な料理の一つに肉骨茶というものがあります。
【肉骨茶】と書いて【バクテー】と呼びます。
もともとは中国のある地域の料理だったそうですが、シンガポールに移住してきた中国人が持ち込んで定着したものだそうです。
数あるシンガポール料理のスパイス類の中でも私がこの肉骨茶をオススメする理由は、
- 軽いから
- 作るのが簡単だから
- 日本人の口にとてもよく合う味なので喜ばれるから
です。何と言っても肉骨茶スパイスは、
5. 海南鶏飯のもと(ハイナニーズチキンライスミックス)
肉骨茶に並んで有名なシンガポール料理と言えば海南チキンライスですよね。
私も大好きでシンガポールに行ったら必ず食べます。このチキンライスも、そもそもは中国の海南地方の出身者がシンガポールに持ち込んだ料理。
そしてこのチキンライスのもとが安くて簡単なわりにとても美味しい。研いだお米に混ぜて、チキンと一緒に炊くだけでふんわり生姜の香り立つチキンライスができちゃいます。
6. マーライオンボールペン
さて、ここまでは主に食べ物のバラマキ土産をご紹介してきましたが、私が昔からバラマキによく買っていたのがこのマーライオンボールペンです。
ペンの先っちょがクリアなマーライオンになっていて、筆圧がかかるとピンクとかブルーとかに光ってしまうという代物。
まぁ、デザイン的にもちろん書きやすいワケはなく実用的なペンではないのですが、もらったときのウケは上々です。買う場所にもよりますが、だいたい3本で10ドルくらいで買えます。
7. タイガーバーム
意外と喜ばれるのがこのタイガーバーム。
それはもう大昔からある外用消炎鎮痛剤ですが、日本ではもっぱら無臭タイプのものが主流になっているので、これほどまでダイレクトに目と鼻にスースーくる上に周囲の人にもわかりやすく香りが漂うタイガーバームは、逆に新鮮さすら感じます。
そうは言っても何しろタイガーバームの効果は間違いない。
肩こりや頭痛にも、ちょっと塗るだけでスーッと痛みが引いていくのが気持ちいい。
ドラッグストアに行くとたくさん置いてあるのですが、小瓶に入っている軟膏タイプと、湿布タイプのものがあり、それぞれ4ドル程度とお手頃です。
8. チャイナ柄のサテンポーチ
安くて面白いバラマキ土産なら、チャイナタウンで見つかることが多いのですが、その中でも私がオススメするのは、中国柄の綺麗なサテン地のポーチです。
【いかにも中国〜♫】
という感じの柄なのですが、それはチャイナドレスのような美しい生地で、ポーチのサイズは大中小さまざま。しかも3つで10ドルとこれまたお手頃。
お店によっては同じ柄でティッシュケースやクッションカバーもあったりするので、バラマキ土産の他にも自分や家族へのお土産としてチョイスするのも良いと思います。
まとめ
以上、会社や友人などたくさんの人にほんの気持ち程度にバラまけるお土産をご紹介してみました。どれもスーパーやショッピングモールなどで買えますし、どれも1個あたりは数十円〜数百円という手頃さ。
シンガポールに行った際にはぜひ買ってみてくださいね!
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