【海外転職→現地採用】海外で7年間働いた私の英語力の変化とオススメ勉強法

英語ペラペラになりたい。ペラペラとまでは行かないまでも、せめて楽しく旅行できるレベルくらいにはなりたい。

そう思っている日本人って本当に多いと思います。

英語を話せるようになりたくて、とりあえず本を買ってみる。付属のCDも聞いてみる。本を開いてみる。眠くなる。

そもそも、英語を勉強していても、それを実際に使う機会がないからつまらない。

 

それが日本にいながらにして英語を学習している人がなかなか上達しない理由の一つです。

とはいえ、前回の記事でもご紹介したように、英語は独学でも習得できます。ただし、それを継続させるためには、明確な目標設定と「英語を使う環境」を作ることが不可欠です。

今回の記事では、私の実体験も踏まえながら、どのようにして英語力を伸ばしてきたか、そしてその中から学んだ英語上達のコツをご紹介したいと思います。

私の英語力、紆余曲折

まずは私自身の経験からご紹介したいと思います。私はシンガポールに7年間住んでいたわけですが、それ以前は、学生時代にオーストラリアに1年間語学留学して英語を勉強してきました。

シンガポールへの海外転職が決まったときの英語力は、ゼロではありませんでしたが、日本でまったく使っていなかったのでほぼ初心者状態でした。

では、海外生活とともに、私の英語がどのように変化していったのか、ご紹介します。

シンガポール出発時(留学から4年のブランク、ほぼ英語初心者)

シンガポールへの海外転職が決まっていざ現地に乗り込んだときはすでに、オーストラリアの語学留学から4年も過ぎていました。その4年間はほぼ英語ゼロ生活。オーストラリアでなんとなく聞き取れるようになっていたのが幻だったかのように、英語力はほぼ丸腰でシンガポールに赴きました。

挨拶程度は問題ありませんが、ちょっと込み入ったことを聞かれると「?」となるレベル。

シンガポールで働き始めて1年目(やっと日常生活はOK)

シンガポールに飛び込んでとにかく毎日毎日、ほぼ24時間、まさに嵐のようなホテル業務と覚えきれないほどの新しいことに、もはや溺死寸前でした。仕事柄クレーム処理をしなければならなかったため、「聞き取れないでは済まされない」、「話せないでは済まされない」状況だったので、とにかく必死でした。この1年で相当上達したのではないかと思います。

この頃できた友達は、大の日本好きで「日本人と仲良くなりたい」と思ってくれるシンガポール人でした。

シンガポール3年目(生活、仕事ともにほぼ問題なし)

シンガポール生活も3年目くらいになると、まずはシンガポールとシンガポール人に慣れてきます。

この頃からマネージャーとしてシンガポール人スタッフをまとめる立場になるのですが、スタッフトレーニングなど、改まった場所で、数人の前で英語で話すことにとても苦労しました。

またマニュアルなど、公的文書に使われる英語、お客様のクレームに対するお詫びの手紙など、普段話す英語とも違う”きちんとした英語”を書けなければならなかったことから、ライティングのスキルも上達したと思います。

このあたりから、少しずつシンガポール人の友達が増え始め、お茶したり飲みに行ったり、普通の会話に支障なく英語が出てくるようになります。

シンガポール5年目(英語でプレゼンもOK)

5年目。わたしはホテルを退社して日系のメーカーにシンガポール内転職します。そこでも現地採用だったので、求められるのは現地人と同じレベルの英語力。

この頃になると、英語にもだいぶん自信がついてきます。社内プレゼンテーションは資料作りから実際のプレゼンまですべて英語で大丈夫です。日系の会社だけに、各部門のトップは日本人だったのですが、日本からの資料をシンガポールで配布できるよう、翻訳をする仕事も任されました。

最初はとても緊張してカンペをしっかり用意していきましたが、このころには英語は「できて当たり前」で、英語がどうこうよりも、どれだけ内容の濃い仕事ができるか、がポイントになってきました。

シンガポール7年目(シンガポール人に間違われる)

最終的に、7年間のシンガポール生活で私が習得したのは、コッテコテのシングリッシュです。ほぼ初心者のところから24時間どっぷりシンガポールとシンガポール人に漬かってきたんですもの、もはや違和感なくシンガポール人に溶け込むようになっていて、どこに行ってもシンガポール人と間違われました。

この頃になってくると、ちょっと複雑な話やケンカなどもお手のもの。相手の顔がみえない電話会議なども全く怖くありません。

シンガポールから帰国後9年目(とっさに出てこないが、じわじわ戻ってくる)

7年間のシンガポール生活ですっかり寝言も英語になり、頭の中で考えることもほぼ英語に変わっていました。

しかしそこで会社を退社して帰国、英語ゼロの生活に戻った私。そこからなんと9年間、一度も海外に出ることなく、英語を使うこともなく過ごしてきました。

そして今現在の私の英語力はどれくらいかというと、リスニングと読み書きに関してはほぼ問題なくブランクはあまり感じないですが、一番びっくりするのが、「話すこと」です。とにかく言いたいことがとっさに出てこない。

頭の中がすっかり日本語脳になってしまっていて、言いたいことを一度日本語で考えて、それから英語に訳して口に出す、という超初歩的なやり方に出戻り状態でした。

ただ、友達に会って話していると、すぐにジワジワと感覚が蘇ってくるのがわかりました。先日は1週間ほどの滞在でしたが、たくさんの人と会ってたくさん話したら、帰る頃には9年前とほぼ変わらないくらいの感覚を取り戻していました。

英語学習は目標設定を間違えないで

さて、上記ではシンガポールという環境の中で、どんな感じで私の英語力が変化してきたかをご紹介しました。私の場合は、「英語で生きていくしかない」環境に身を投じたので、苦労はしましたが日本にいて独学するのと比べると、英語の習得時間はおそらく倍速以上だったと思います。

では日本にいながら独学で英語を学習しようとしている人はどうしたら良いのか?

どこまで英語を話せるようになりたいのか

まず一番最初にしてほしいことは、どの程度を目指すのかを明確にする、です。

私の場合の目標は【英語でバリバリ仕事ができて、なんだったら商談なんかもできるレベル、つまりネイティブのちょっと手前くらい】を狙っていました。だから海外に出たのです。

自分の目標が意味もなく高すぎると、日本で独学しているだけでは到底間に合わないこともあります。そうなると、先が見えなくてすぐにめげてしまうのです。

なのでこれから英語を勉強する人は、めげないように

英語を使ってどんな自分になるのか、どれくらい話せるようになるまでやるのか

 

をしっかり決めてから取り組むようにしてください。

アウトプットが何より大事

そして英語を学習する上で必ずしてほしいことの2つ目は、アウトプットです。

どれだけ英文法をマスターしても、どれだけ多くの単語を覚えても、実はそれをアプトプットしていかなければ、全然英語は身につきません。

日本人の英語がいつまでたっても上達しないのは、学校や塾で習ったところで、それを実生活に生かすことができないから。

外国人の彼氏や彼女ができると英語力が軒並み上昇するのは、英語で会話をする時間が長くなるからです。英語を聞く機会も話す機会も圧倒的に多くなる、それだけのことです。

アウトプットする場を探す

時間をかけて、努力と苦労を重ねて頭の中に叩き込んだとしても、それを実際に口に出して使わなければ、全然身につかないと言うのが悲しい現実です。

学習することで得た「インプット」は、必ず自分の口を通して「アウトプット」(実際に話してみる)ことで初めて自分のものにすることができるのです。

 

それができないと、英語はいつまでたっても他人事、「教科書の中のもの」で終わってしまうのです。

インプットだけの学習法は【短期集中型の受験勉強のみ】

受験勉強や、資格試験に向けての英語学習の場合ならこれは効果的です。ただひたすら愚直に、頭に情報を叩き込んでいく。頭の中でまるでテトリスでもしているかのように、覚えたことをきちんきちんと隙間なく積み上げていく。

ただしこの勉強法の難点はただ一つ、【長く記憶にとどめておくことができない=いつの日か、学んだものがほぼゼロに戻ってしまう】と言うこと。

オススメ:アジアで英語を学ぶ

私は個人的に【アジアで英語を勉強する】のは、日本人の気質にとても合っていると思うので、ぜひオススメしたいと思っています。

その理由は簡単で、英語を話すアジア人は皆、第二外国語として英語が身につけた人たちなので、こちらがどんなにたどたどしい英語だろうが文法が間違っていようが、全然気にしないでいてくれる人が多いのです。

 

また欧米に行くよりもずっと生活費も安く、日本から近いので万が一親に何かあってもすぐに飛んで帰れる距離なので安心。親が遊びにくるにしてもとても良い距離感。

英語が第二外国語同士の安心感

私が働いていたシンガポールでは、彼らはシングリッシュという独特の英語を話しますが、彼らの中には日本の中学生が聞いてもギョッとしてしまうくらいめちゃめちゃな文法で話す人もいます。それでもOKなのです。

なので、「間違った英語は話したくない」とナゾに恥ずかしがってしまう日本人でも、アジアでなら自信が持ててしまうのです。だって、みんな完璧じゃないんだもの。

欧米英語をきちんと現地で習得したい人は、もちろんアメリカやイギリス、オーストラリアなどを視野に入れるべきだと思います。彼らの英語は完璧なので(母国語だから当然ですね)、発音から言い回しから、すべてが勉強になるはずです。

がしかし、【欧米やオーストラリアに行って英語を勉強する人たちあるある】というのがあって、せっかくネイティブ・イングリッシュ・スピーカーのわんさかいる国に行ったにも関わらず、不思議なことにそこで友達になるのがだいたいアジア人同士だったりします。

もちろんそれは悪いことではなく、やはりアジア人同士って食べるものや考え方などどこか似ている部分もあったりして、安心できてしまうのかもしれませんね。

まとめ

今回の記事では、7年かけて私の英語がどのように変化してきたかと、オススメの勉強法をご紹介しました。

使わなければ上達しない英語学習。逆に考えれば『使えば使うだけグングン伸びる』と言うことなのです。英語を勉強しようと思ったら吉日、本を買うより先に、まずは英語が使える環境を作りましょう。

その方法は、なんでもいいんです。外国人とSNSで友達になるでも良いし(悪い人には気をつけて)、外国人が集まるパブに入り浸ってみてもよしでしょう。とにかく使うことです。

 

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