自信を持って話すコツ

人とのコミュニケーションの中で、会った瞬間からなんとなく暗黙的にお互いのポジショニングが決まることってありますよね。勝ち負けではなく、どちらかが優位で会話のイニシアチブをとっていく。

その決め手となるのが、

自信を持って話しているか、自信がないのを丸出しにしているか

 

です。

ただの主婦の私がこんな話をするのは意外かもしれませんが、実は私、人前で話すことが大好きです。

そして過去様々な仕事をしてきた中で、スタッフをまとめたり、社内外でプレゼンテーションをしたり、交渉・折衝を担当したり、そんなインターパーソナルスキルを必要とされる場面をとても多く経験してきました。

今回の記事では、そんな私の経験から学んだ、自信を持って話すことがどういうことなのか、そしてなぜそれが必要なのか、ということに焦点を当ててご紹介したいと思います。

なぜ自信を持って話す必要があるのか?

もちろん人と人との関係性ですので、一方が勝っていてもう一方が負けているということではありません。ただし、自信のある人には以下のような共通点があることに気づいているでしょうか。

自信のある話し方は信頼される

しっかりと前を見て堂々と話している人と、「あー」とか「えー」とか言いながらちょっとつまずいたり言い間違ったりしながら汗をかきかき話している人。まるっきり同じ内容のことを話していたとしても、前者の人の話の方が説得力があるはずです。

自信と確信はとても似ていて、その話し手がきちんとその内容を理解して良さを実感している場合なら確信を持って話すことができます。

落ち着きのある人の話は信用できる

私は人と話すとき、また大勢の人の前で話すとき、自分の「無意識のクセ」というものにとても気をつけるようにしています。

時々見かけませんか?

しきりに鼻を触る人、しきりに前髪を直す人、3秒おきにペンやマイクを持ち替える人、決まった言葉を連発する人。まだまだ私も直しきれていないクセがあるかもしれません。

そういう「落ち着きのなさ」はどうしても「自信のなさ」として相手には写ってしまいます。逆に言えば、意識的にそのムダな動きを抑えることで、簡単に「落ち着き」は出来上がります。

落ち着いた雰囲気で話す人の言葉には謎の説得力があるので、聞き手はそれをすんなり信用することができます。

聞く人に安心感を与える

話をしていて、「いつまでも話していたい相手」と「なんだか一緒にいると疲れてしまって早く1人になりたくなる相手」って、いますよね。その違いってなんでしょうね。

よほどの寂しがり屋さんでない限り、誰でもある程度の距離感は相手ととりたいもの。

でも中には「もっと聞きたい、もっと話したい」と思ってしまう相手がいるんですよね。その違いは一体なんだろうと考えていたのですが、おそらく自信のある話し方の人は、相手に安心感を与えてくれるのだと思うのです。

あなたの言うことなら信用できるような気がする、だから安心して聞けるような気がする。

 

そう思えるのが「自信のある話し方」です。

無意識にやってませんか?「自信がないジェスチャー」

それでは先ほど「落ち着きのない人」のありがちなクセをちょっとだけ紹介しましたが、それとほとんど同じ意味を持っているのが、「自信がないジェスチャー」です。

これはほぼ無意識に出ているので、かなり気をつけて自分の動きを俯瞰してみる必要があります。

ムダに笑う

これ、日本人にとても多いです。英語がわからないのに話しかけられたらヘラヘラ笑う。緊張する場面に出くわすとヘラヘラ笑う。街角でインタビューされた場面を想像してみてください。照れ隠しにヘラヘラ笑っていませんか?

私もそうでしたが、海外に出てその無様な姿に嫌気がさしたのできっぱり決別しました。もはや私はちょっと動揺するような場面でもムダに笑いません。

口を手で隠す

まじでこれは無意識に手が出てくるんですよね。なぜでしょう。特に口元を見られたくない女性に多いのですが、若い人からおばちゃんまで、ちょっと焦ったりするとすぐに口を手で覆います。

ちなみにこの「口を手で隠す」という行動の心理は、

  • 自分に自信がない
  • 自分を守りたい
  • ストレスや緊張を隠したい
  • 内側の見られたくない本音を隠したい

というものだそうです。

確かに、自信のある話し方をする人が自分の口元を手で隠してるなんてことはまずないですよね。

目が泳ぐ

口を手で隠すのが女性に多いのに対して、自信のない場面で男性がやりがちなのが、この「目が泳ぐ」です。

女性からすると男性の仕草って面白いほどいろんな感情が丸出しでわかりやすいのですが、特にこの目が泳いだときには「自信ありません」の空気感がしっとりとその場に漂いますので、ぜひ意識的に一点をみるようにしましょう。

自信を持って話すメリット

では「自信を持って話す」ことでどんないいことがあるのでしょうか。上記でご紹介した『相手に信頼される』ことや、『安心感を与える』ことのほかにどんなメリットがあるのかまとめてみました。

この人は話のわかる人だというイメージ

例えば、『高いお金を払って泊まったホテルでお湯が出てこなくてシャワーが浴びれなかった』という場面に遭遇したとして、あなたはフロントに苦情を言いに行きます。

その苦情を言ったフロントスタッフが、めちゃめちゃ目を泳がせながら

「え、あ、あのー、ちょっとわからないので、えっとマネージャーに聞いてから・・モゴモゴ」

みたいな対応だったら絶望的な気分になりますよね。一方で、

「大変申し訳ありませんでした。すぐに確認をいたしますので少々お待ちいただけますか」

と目線をそらさずに真摯な姿勢で受け止めていたら、なんとなく「この人ならわかってもらえるかも」と思うのが普通ですよね。

後者の対応というのは、「自信のある話し方」の中でも「あなた様のご不便を理解してきっちり対応させていただきます」という自信なので、決して高圧的ではないのです。

自分も成長できる

自信を持って話すということは、話す側にはそれ相応の知識や経験、裏付けがあって初めてそれが可能になると思います。

自信のないことについてはやはり自分で自信が持てるように勉強しますし、それが自分の成長にも繋がっていくので、『信頼を得られる』+『自分も成長する』といういい事づくしな姿勢なのです。

自信を持って話す具体的な方法

今は自信を持って話している人だって、もしかしたら以前は自信のない話し方の人だったかもしれません。

なんだったらコミュ障だったかもしれないし、あがり症だったり、対人恐怖症だったりというケースもあるかもしれません。

ちなみに高校生までの私は、極度のあがり症と、プレ対人恐怖症でした。

大勢の人の前で話すときは頭真っ白になるし、普通に数人のグループで話しているだけでも顔が真っ赤になりましたし、特に男子とのコミュニケーションの取り方がわからなくて、対人恐怖症の一歩手前でした。コンプレックスだらけだったので、人と話すのが怖かったのです。

そんな私も今となってはどちらかというとコミュニケーション力は高めな方ではないかと思います。人と話すことも好きですし、大勢の人の前で話すのも好きになりました。

ではどうしたら「自信を持って」話すようになれるのでしょうか。

①自信を持って話ている人のマネをする

まずは観察することがとにかく大切です。例えば身近に「この人は自信を持って話しているな〜」と思う人がいたら、その人のどういう部分がその自信ある空気感になっているのかをよくよく見るのです。

そしてマネします。服装やメイク、立ち方、姿勢、声のトーン、表情、手の動き、脚の動きなど、自分とは何が違うのかをしっかり見極めるのです。

 

基本的に「自信のない人」って、他人と自分との違いがきちんと見極められていない人に多いような気がします。

②相手の目を見る

目線、とても大切です。先ほども書きましたが、とくに男性は自分の目線の行き場に気をつけましょう。放っておくとすぐに泳ぎ始めるのでちゃんと制御しないといけません。できるだけ相手の目をまっすぐにみることです。

ついついそらしたい衝動に駆られますが、どうしてもの時は、目線をやっていい箇所を自分で2箇所までに絞っておきます。そうすると目があちこち自由に泳いでしまうのを防ぐことができます。

ただし、相手の目のほかに見ていい場所を決める時に、それを「相手の体の部位」にはしないことです。

『なんだかこの人チラチラと私の首筋を見ている。。キモ』とか『なんか鼻を見られている・・まさか鼻クソついてるのかな私』など余計な不安を与えますので注意です。

③沈黙を恐れない

「自信のない人」および「落ち着きのない人」に共通している特徴なのですが、彼らは会話の中での【沈黙】を極度におそれています。話がふと途切れて、シンとなる。その一瞬がたまらなく怖い。

【あ、話すことなくなった、コイツつまんねーやつ】

と相手に思われるのがイヤなんです。だからあたふたする。なんとか繋ごうとする。そして大胆に空振りしたり、携帯に逃げたりする。

沈黙を恐れてはいけません。それを、「間」に変えるのです。

 

沈黙が訪れたらむしろ、『相手の言ったことをよくよく噛み砕いて理解する時間』にする。これがコツです。

大げさな相槌や、相手が言い終わらないうちにわかったような口調で「あ〜だよね〜」などとかぶせるのも、自信のなさの表れです。

自信のある人って、こういうのを肌で感じる力を持っているので、自信ないのはすぐに見抜かれてしまいます。

④聞きづらい話し方はしない

照れ隠しや自信のなさから、無意識のうちに早口になっている人や、語尾がゴモゴモして尻すぼみになっている人。そこを意識して変えるだけでも印象はガラリと変わります。

また話しながら自分が笑っちゃって何を言ってるのかわからない人など、そこは相手がきちんと聞き取れるような話し方をしないと、信頼は得られません。

まとめ

今回の記事では、話し方に自信のある人とそうでない人の特徴と、自信を持って話すためのちょっとしたポイントをご紹介しました。

たとえ本当は自信がなくても、自信を持って話せる人の行動を観察して、盗んでマネしてしまえばOKなのです。

自信を持って話せるようになると、人とのコミュニケーションが楽しくなります。コミュニケーションが楽しめるようになると、自分自身にも自信が持てるようになります。

ぜひ実践してみてくださいね!

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