もっと話を聞きたいと思われる人の共通点

人と人とのコミュニケーションの中で、「この人の話はもっと聞いていたい」と思う人もいれば、聞いているうちになんだか疲れてしまって、「この話はいつ終わるんだろう」と思ってしまう人もいますよね。

その違いって何なのでしょう。

話を聞きたい人とそうでない人との違い

同じ人間なのに、話の仕方や聞き方は人それぞれ千差万別。でももし自分が人前で話をしたり、相手と会話をしているときに、聞いている人が明らかに退屈していたら、ちょっと悲しくなりますよね。

でもそんな時は、話し手である自分の話し方やその内容に問題があることに気づきましょう。

もっと聞きたい人の共通点

では「もっと話を聞いていたい!」と思ってしまう人ってどんな話し方をしているのでしょう。その共通点を探してみました。

①話の要点がまとまっている

もっと聞きたいと思わせる人は、聞き手を退屈させません。

何の話をしているのか、なぜこの話をしているのか、そしてこの話はいつ終わるのか。その全てが明確なのです。だから聞いている方も話の中で迷子になることなく、コンパクトにまとめられたその話に集中できるのです。

②最終的にオチがきちんとある

相手を退屈させない人は、「今の話にはちゃんと終わりがあること」をあらかじめ教えてくれます。そして話している内容は、始まりから終わりまできちんと筋道が通っています。

終わりのない話をオチもなくダラダラと話したり、話し始めと話し終わりが別のことを言っているなんてことは絶対にありません。

③相手が聞きたいことを話している(相手のことを考えている)

「もっと聞きたいと思われる人」の最大の特徴は、話し手でありながら『相手が聞きたがっていること』を話しているということです。

相手が聞きたいことをきちんと把握し、どストライクでそのニーズに応えているので、聞き手が退屈するワケがないのです。

長く聞いていられない人の共通点

では反対に、聞いていて「この話は一体いつ終わるんだろう」とげんなりしてしまったり、なんだか自信がないのが丸出しになっていてハラハラしてしまうような話の仕方をする人の共通点もあげておきます。

①話が長い

まず長い。そして脈絡もない。この話し方は特に女性に多いので気をつけなければいけません。ついいろんな情報を盛り込みすぎて、どんどん話が長くなり、しまいには自分も何を話していたのか迷子になってしまうのです。

②終わりが見えない

そしてその話には終わりがやってきません。なぜなら話している人自身、どうやって終わりにしたらいいのかわからなくなってしまっているのです。しかも話があちこち脱線しているので、

(さっきのあの話は何の関係があったのだろう?)

とムダな情報量の多さで話の核心がボケてしまうのです。

聞いている人にとっては、終わりのない話をずっと聞かされるのはちょっとした地獄です。

③自分が話たいことを話している(自分のことを考えている)

これが「もっと話を聞きたいと思われる人」との決定的な違いです。前者は相手が聞きたいことを話しているのに対して、このタイプの人たちは往々にして「自分が話したいこと」を話しているのです。相手のニーズなんておかまいなしなので、聞く側が飽きてしまうのも無理がありません。

もっと話を聞きたいと思われる話し方

では相手を飽きさせない、ついついもっと聞いていたいと思ってもらえるような話し方をするためにはどうしたら良いのでしょうか。

⑴ 話し上手は聞き上手

話をするのが上手な人は、実はとても観察力があることが多いです。相手をよく見る、相手をよく知る。聞き手は自分から何を聞こうとしているのか、相手に何を話したら喜んでもらえるか、を考えるのです。

そのためには相手の話をよく聞く必要があります。相手からいろんな話を引き出す力も、話し上手の持ちワザの一つと言えるでしょう。

⑵ いらない情報は省いてシンプルに

そしてとにかく不必要な情報は極力カットします。なぜなら、本当に伝えたいことが薄まるからです。

特に女性に多いのですが、1から10までの話をするのに、「0」から始めてしまい、なかなか1にさえ辿りつかず、結局10が何だったのかわからなくなってしまうと言う最悪なパターンです。

例えて言うならば、桃太郎が鬼を退治する話をしたいのに、おじいさんとおばあさんの馴れ初めから話し始めてしまって、結局鬼退治に行ったのか行かなかったのかわからなくなってしまう感じですね。

⑶ 結論を先に言う→安心感を与える

相手を飽きさせないためには、あらかじめ何の話をするのかを伝えておくと言うのもとても良い方法です。そうすることによって、聞き手は最初からオチがあることがわかっているので、安心して聞いていられるのです。

聞き手にとっては、心の準備もないままに終わりの見えない長編エピソードが始まってしまった時の疲労感はハンパではないのです。

 

⑷ 無理におもしろいことを言おうとしない

話がおもしろい人って本当に憧れますし、自分もあんな風に話せたらと羨ましくなってしまいますよね。

エピソードがおもしろい、話し方がおもしろい。様々なおもしろさがあると思いますが、それは話し手が積み上げてきたセンスによるものかもしれません。その人だって、最初からそんなにおもしろく話せていたかと言えば、きっとそんなことはないはずです。

なので無理に自分がおもしろいと思うことをぶち込んだりする無謀なことは絶対にやめましょう。かえって痛々しさが出て聞きたくなくなってしまいます。

もっと話を聞きたいと思われる人になるために

ここまで「もっと聞きたい」と思われる話し方の中でも、主にその内容の注意点をご紹介してきました。では、実際に自分をどう変えていくことでもっと話を聞きたいと思われるようになるのでしょうか。

ポイントは以下の通りです。

  • 目線は相手に合わせる
  • もっと話を聞きたいと思う人を観察する
  • もっと話を聞きたいと思う人のマネをする
  • 自信がないなら練習あるのみ

ぜひこれから練習してみてほしいのが、相手の話を聞いているときに、「聞き手」としてではなく、「話し手」側の目線でその話を聞いてみてほしいのです。

自分だったらこう話す、自分だったらもっと身振り手振りを入れる、自分だったらもっと簡潔に話す

 

などなど、相手の話を自分に置き換えることによって、聞き手が望んでいる話し方に気づくことができるのです。

まとめ

今回の記事では、話をもっと聞いていたくなる人とそうでない人の特徴や共通点をおさえながら、どうしたら「もっと話を聞きたいと思われる人になれるか」についてご紹介しました。

やはり話のおもしろい人というのは、相手をよく見て相手の話すこと聞き、相手のニーズに対するアンテナが高いのです。そのアンテナでキャッチした情報の中から自分が相手に何を伝えるべきかを選んで伝えているので、聞き手はもっともっと聞きたくなるんですね。

なので今、自分は話しベタだと思っている人がいるならば、ぜひ相手を観察してみてほしいのです。自分が話したいことではなく、相手が聞きたがっていることは何なのか、を考えて話をしてみてください。きっと「また会いたい!」「もっと聞きたい!」と思ってもらえるはずです。

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