会話が続かなくて困っているアナタへ【会話の広げ方・例文あり】

前回の記事では、会話がはずむ人とそうでない人との違いと、会話が続かない人への解決策をご紹介しました。(記事はこちらから:会話が続かなくて困っているアナタへ【会話が弾むコツは3つだけ】

なんとか会話を続けようとしてシナリオを考えてきたのにその通りに進まなくてパニクったり、沈黙が続いてしまって気まずい雰囲気になってしまったり。

今回は、そんなときに役に立つ「会話の広げ方」についてご紹介したいと思います。

会話が続かない人の特徴

前回もご紹介しましたが、重要なことなので「会話が続かない人」の特徴をおさらいします。まずは自分自身を俯瞰してみて、当てはまるところがあるかをチェックしてみてくださいね。

  • 相手の話を聞いていない
  • 会話の広げ方がわからない
  • 挙動不審で同調だけしている
  • 質問ベタ

ざっくりとこのような感じです。いかがでしょうか?

今現在上記のどれかが当てはまっていても大丈夫です。ちょっとした工夫でストレスなく会話を弾ませることは誰にでも可能になりますので、安心してください。

そのちょっとした工夫とは、「会話の広げ方」の中にあります。

 

つい会話がはずんでしまう人の会話の流れ

ではその「会話の広げ方」について解説していきたいと思います。誰とでも会話が弾んでしまう人が自然とやっている行動は以下の通りです。

① 会話の中からポイントとなる要素を見つける

何気ない会話の中でも、相手は必ずその言葉の中に、ポイントとなる要素をちりばめています。その要素とは、その人を取り巻くものや環境、経験、趣味や考え方などを表すキーワードのようなもの。

例えば、相手との何気ない会話の中で、

「普段あまりお酒は飲まない」

という発言があったとします。このとても短い言葉の中にも、キーワードとなる要素を見つけることはは可能です。

  • 普段(頻度)
  • あまり(量)
  • お酒(もの)
  • 飲まない(行動)

これらを見つけ出すことができれば、ここから爆発的に話を広げることができるのです。

② 相手を取り巻く要素について質問する

相手の発言からポイントとなる要素をピックアップできたら、そこから質問をして行きます。上記の「普段あまりお酒は飲まない」という例から質問を考えて行くと、以下のようにものすごい量の質問が出てきます。

  • 普段飲まない→ いつなら飲むのか、どんなときだと飲むのか
  • あまり飲まない→ 飲むときはどれくらい飲むのか、少量を毎日飲むのか、飲む機会がないのか
  • お酒を飲まない→ そもそもお酒を飲めないのか、飲めるけどなんらかの理由で飲まないのか
  • 飲まない→ 飲みにはいかないが、食べに行くのは好きなのか

こんな感じでいくらでも広がって行きます。

つい聞き流しがちな短い言葉の中からポイントとなる要素を見つけだす力こそが、「会話上手は聞き上手」と言われる所以かもしれません。

③ 自分との共通点を見つける

相手が発した「普段はあまりお酒を飲まない」というたった一言からも、ここまで広げられることがわかりました。

ただし、ひたすら相手に質問ばかりしていたのでは、相手は質問ぜめにあっているような気分になりますし、自分自身も、相手のことばかり聞かされていたのでは全然楽しくありませんよね。

そこで次のステップとしては、上記①と②で実践して引き出した「相手を取り巻く要素」の中から自分と共通するものがあるかどうかを探します。

共通点が一つでも見つかったらもうこっちのもの。

そこからは自分の話も織り交ぜながら、会話を楽しみながら、また相手の言葉の中から新しいポイントとなる要素を見つけ出していくという流れの繰り返しです。

会話を広げる要素と、その広げ方

上記では、会話の中からキーワードとなる要素をピックアップして広げていく例をご紹介しました。では実際に、その広げ方を具体的に解説したいと思います。

① 自分で話題を考えるよりも、相手の話から広げていくのが鉄則

会話が続かなくて困っている人にとってはある程度のシナリオは必要です。それを用意しておくことで安心して人との会話に臨めるというのがその目的でもあります。

しかし実際の会話の中では、そのシナリオは最後の切り札としてとっておき、まずは相手の話を聞いてそこから要素をピックアップする方が簡単で、より自然な会話の流れになります。

まずはとにかく相手の話を、興味関心を持って聞きましょう。話題の種は必ずそこに隠されています。

② 相手の話にちりばめられた要素

では実際の会話の中で、どうやって相手の話から話題の種となるキーワード的な要素をピックアップするのでしょうか。それには以下のようなポイントがあります。

  • WHO (だれ)
  • WHERE(どこ)
  • WHAT(なに)
  • WHY(なぜ)
  • HOW(どうやって、どのように)
はい、こんな英語が出てきちゃって「もうダメだ、覚えられない」と思った人。大丈夫です、本当は難しくありません。

 

文章にするとこむずかしくなってしまうのですが、実はこれって普段誰でも無意識のうちにやっていることなのです。

とりあえずよくわからないと思うので、それぞれの例文を用意しました。読み流してみましょう。

WHO(だれ)

  • 家族 「兄弟はいる?何人兄弟?どこに住んでるの?どんな仕事してるの?」
  • 友人 「学生の頃は部活とかしてた?今でもその頃の友達と会う?近くに住んでるの?」
  • 好きな人「好きなタイプの人は?芸能人で好きな人は?どんなところが好き?」
  • 苦手な人「苦手な芸能人は?苦手な動物とかいる?なぜ苦手?」

WHERE(どこ)

  • 職場 「職場は近く?何で通っている?近くに美味しいものとかある?」
  • 家  「家はどの辺?長く住んでるの?今の家は気に入ってる?」
  • 実家 「実家はどんなところ?実家にはよく帰る?実家の楽しいところは?」
  • 行きたいところ「行ってみたいお店ある?よくいくお店は?どんなところが好き?」

WHAT(なに)

  • 趣味 「休みの日はなにをして過ごすのが好き?どんな映画が好き?」
  • 食べ物「好きな食べ物はなに?辛いものは好き?甘いものは好き?お酒は飲む?」
  • スポーツ「何のスポーツをしてきた?学生時代の部活はなに?体を動かすことは好き?」
  • 本 「今まで読んで人生が変わった一冊は?よく読む本のジャンルはなに?」

WHY(なぜ)

  • 持ち物「なんでこのストラップつけてるの?このキャラクター好きなの?」
  • 仕事 「今の仕事を選んだ理由は?」
  • 趣味 「その趣味に出会ったきっかけは?なんでそんなに詳しくなったの?」

HOW(どうやって、どのように)

  • 移動手段「どうやってここまで来たの?車は運転する?どんな車が好き?」
  • 価値観 「〇〇についてどう思う?」

たくさん例文を出してみましたが、ここでちらっと見ても分かる通り、1つの要素からもたくさんの要素が枝分かれしてまた新しい要素が生まれていくので、はっきり言って会話は無限に続きます。これらの例文に自分の共通点を交えて、こちら側からの質問と相手からの質問が組み合わされて初めて、「会話がはずんでいる」状態になると言えます。

どうしても会話が広がらない、続かないときは

それでもどうしても会話が広がらないし続かないとき。

まれにそういうケースもあります。

それは、相手が完全に無反応な場合です。そもそも相手が「自分を取り巻いている要素」を見せてくれないので、こちらとしても拾いようがありません。そんな場合の対処法は、

空気を読んで、近づいたり離れたりする

これに尽きます。無理に会話を続けようとしても、気まずいときというのはだいたい相手も同じように感じているもの。

そんなときは、それ以上物理的に一緒にいない方が賢明です。大勢いる中の1人であれば、そっと席を立って他の人と話をしてもいいと思います。そしてまた少ししたら近づいてちょっと会話をする。ちょうど良い距離感というのが大切です。

万が一相手と1対1で会っているときにそんな気まずい状態になった場合は、それはお互いに地獄なので、ぜひトイレに行きましょう。そこで自分自身を仕切り直して戻ります。すると2人の間の空気も少し変わります。

それでもダメならさっさと切り上げて帰ることをお勧めします。

まとめ

今回の記事では、会話がなかなか続かないと困っている方に向けて、会話の広げ方を具体的にご紹介しました。

人気のキャバ嬢やスナックのママたちは、本当はたいして興味もないお客さんからいろんな要素を拾い出して、じっくり聞いて、質問して、共感するのがとても上手です。しかもそれがとても自然にできてしまうのがすごいところ。

ぜひこの「会話から要素を拾う」という作業を実際の会話の中でやってみてくださいね。

そしてそこにいろんな角度から質問をしていくだけで、相手との会話がストレスなく楽しいものになっていきます。あとは場数あるのみです。

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