【外国人には考えられない⁈】世界的にもユニークな日本のお風呂事情

こんにちは、のりこです。

以前、世界的に見てもトップクオリティを誇る日本のトイレ事情をご紹介しましたが、それに続きまして、今回は【お風呂事情】について解説したいと思います。

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湯船につかっての〜んびりお風呂タイム♪ は日本人だけ

日本人は本当にお風呂が大好き。毎日入って体を清潔に保つという目的以外にも、私たちがお風呂で過ごす時間というのは、1日を振り返ったりリセットしたりする『一人になってリラックスできる唯一の時間』だったりします。

  • バラエティ豊富な入浴剤
  • お風呂で読める本
  • テレビやDVD、スマホをお風呂に持ち込めるグッズも充実

日本にはこのようなお風呂の時間をより快適に、有意義なものにするアイテムまでしっかり揃っています。

でもこれ、日本人だけの文化だって知ってましたか?

海外暮らしの日本人が一番恋しいもの

私が海外に住んでいる時に、本当に一番恋しかったものは、バスタブとあつーいお湯の出るお風呂です。

私が住んでいたのはシンガポールでしたが、赤道直下の毎日が真夏日な国にいても、室内はもちろんタクシーや地下鉄に至るまでキンキンにエアコンが効いていたので、いつも体は冷えていました。

特にシンガポールのエアコンの寒さは尋常でないレベルなので(記事参照。)体が芯から冷え切ってよく体調を崩していました。

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シンガポールの寒すぎるエアコン事情【冷房がいつもキンキンな理由】

一時帰国で実家に帰るととにかく楽しみなのが家のお風呂で、42度くらいに熱めに沸かした湯船に肩まで浸かった時の気持ち良さと言ったら、思わず雄叫びをあげてしまうほどでした。

世界のお風呂事情

日本人にはもはや癒しの一つにもなっているお風呂ですが、海外ではどうなのでしょうか。これまで私が訪れた国で体験したお風呂の数々をご紹介します。(ホテルではなく家庭のお風呂事情です)

① 一般的欧米・オセアニア諸国

欧米諸国、ヨーロッパやオセアニアで一般的なのは、バスタブはあるがシャワーブースと一体型になっているもの。バスタブにお湯をためることは稀で、普段はバスタブの中に立ってシャワーを浴びます。

お湯をためて浸かる時もありますが、その時はバスジェルを入れて泡ブクブクにしてその中で髪も体も全部洗ってしまいます。

基本的に追い焚きの機能なんてものはないので、お湯をためてもすぐに緩くなってしまうので、長く浸かるということもありません。

② 韓国・台湾

アジアの中でも韓国と台湾は比較的日本とお風呂文化が似ています。お風呂文化が似ているというよりは、『温泉文化』があるところが同じだと言えます。

韓国には日本と同じように温泉旅館がありますし、チムジルバンと呼ばれる大衆浴場は最近若い人の間でもとても人気になってきました。

台湾も温泉が湧くので温泉付きのホテルなどがたくさんあります。私も宿泊したことがありますが、大浴場も完備されていて、日本の温泉さながらの設備でのんびりすることができます。

韓国も台湾も、日本と同じように温泉やサウナで体を温めるという文化はあるのですが、一般家庭でのお風呂はどうかというと、やはりバスタブにお湯をためて浸かるなんてことはしないのだそう。

私が泊めてもらった韓国人の友人のお宅では、バスタブはついていましたがそこは物置になっていて、シャワーしか使えないようになっていました。

③ シンガポール

シンガポールは長く住んでいたのでけっこう詳しいですよ。

住む家のランクにもよりますが、HDBと呼ばれるシンガポールの公営住宅ではお風呂場にバスタブはなく、タイル貼りの空間にトイレと洗面台があって、その隣にシャワーがあります。なんとも原始的な給湯器にシャワーがついていて、ぬるめのお湯が弱々しく出てくるのが特徴的です。

コンドミニアムなどちょっと立派な建物になるとシャワーも抜群に良くなり、ガラスのドアのシャワーストールがついていたり、ところによってはバスタブもついていたりします。

ちなみに私が高校生の時にホームスティをした時代(1993年頃)のシンガポールの家にはシャワーがなく、お風呂場には蛇口に苔むしたホースが繋がっていて、そのホースで水を浴びるという衝撃的なものでした。

④ インドネシア

一般的なインドネシア家庭のお風呂場

インドネシアのお風呂事情はこれまたユニークです。インドネシア語でお風呂に入ることをMandi(マンディ)といい、マンディは実際に何をするかというと、『行水』です。

インドネシアでもバスタブがあるのは一部のコンドミニアムやホテルだけで、一般的な家庭のお風呂では、トイレの隣に水をためるところがあって、そこから手桶で水を汲んで浴びるというものが普通です。

その昔私がインドネシアで3週間ホームスティをしたときにも、お世話になった家のお風呂はこのタイプでした。お湯はなく水しかなかったので、毎朝浴びるたびに寒すぎて心臓が止まるかと思いました。

世界に共通して言えるお風呂の注意点

このように海外の一般家庭では、バスタブにお湯を張ってじっくり浸かるという習慣はありません。

その背景には、『水がとても貴重な資源』という認識があります。実際に日本のように蛇口をひねればいくらでも水やお湯がふんだんに流れてくるというのが「普通」ではない国もあるのです。

私が留学していたオーストラリアでは、一人が1回シャワーを浴びたら次の人が浴びれる量のお湯が溜まるまでしばらくかかったり、食器を洗う時でさえ、洗剤をつけて汚れを落としたら、そのお皿を水で洗い流すのではなく布巾で拭き取るだけという家庭もたくさんありました。

それだけ水は貴重なものなのです。

外国人には信じられない日本のお風呂文化

日本人がこよなく愛するお風呂の習慣ですが、その中には、外国人が理解に苦しむこともあるようです。

① 1度に大量をお湯を使う湯船

湯船にお湯を張るというのは、日本では各家庭が当たり前のように、そして毎日のようにやっていることですが、そのお湯を張るには200リットル近い水が必要です。そしてそれを適温まで温めるガス代や電気代もかかります。

外国人からすると、貴重な水を毎日毎日そんなにも使うということは、とても不経済で、なおかつエコに反する行為に見えてしまうようです。

② 同じお湯を家族でシェア、しかも使い切らない

そして200リットルものお湯を使う日本のお風呂。

さらに理解に苦しむのが、「同じお湯に、何人もの人が浸かる!!」ということ。

もちろん家族でお湯をシェアするのですから、みんな湯船に入る前には体を綺麗に洗ってから入っているのですが、バスタブの中で全部洗うイメージがある外国人には湯船を複数人でシェアするなんて、不衛生極まりないと感じるそうです。

しかもせっかくためた200リットルものお湯を、使いきることなく捨ててしまうなんて!!

この罰当たりがっ!!

という感じです。

もちろん家庭によっては洗濯に使ったりもしますが、大半は流してしまいますよね。それが外国人には水資源の無駄遣いと感じるようです。

③ 寝る前にお風呂に入る文化

日本人の場合、お風呂に入るのは夜、寝る前の人がほとんどです。

日本人の考え方は、自分が眠る布団は常に清潔でなければならないので、寝る前に必ずお風呂に入って体を綺麗にし、綺麗なパジャマを着るのがGOODという考え方です。

一方海外では、お風呂は朝に入るもの。1日の始まりに、エチケットとして体を清潔にしてから出かけます。夜にかいた汗を流し、リフレッシュするのが朝のルーティーン。

なので朝の通勤時間になると、髪が濡れたままの女性をたくさん見かけたりします。

④ 親兄弟、知らない人ともマッパの付き合い

そして外国人が日本のお風呂に関して一番抵抗を感じるのが、他人とすっぽんぽんで一緒にお風呂に入るという行為。

海外では、親子でさえお風呂に一緒に入るという習慣はありません。子どもがお風呂に入るときには、親は洗ってあげたりシャワーで流してあげたりはしますが、自分もすっぽんぽんになって入るということはありえません。

そこに来て日本人は温泉だ大衆浴場だと何かとマッパの付き合いが非常に多い。しかもまだまだ外国人となると興味津々で見られることもあるようで、とても居心地の悪い思いをすることも。

まとめ

今回の記事では、外国人にとっては理解に苦しむ文化でありながら、私たち日本人にとっては愛してやまないくつろぎの癒し空間、『日本のお風呂事情』についてご紹介しました。

家族とはいえ複数の人が同じお湯に浸かるとか、ときにはそのお湯を数日に渡って沸かし直すとか、改めて指摘されると、

『たしかに、不衛生かも』

なんて今更ながらの新しい気づき。

私たちにとっては生まれた時から当然のようにしてきたことでも、全く違ったバックグラウンドの人から見ると信じられない!なんてことがたくさんあるのものです。それを知るだけでも、どんどん視野が広がりますね。

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