日本人vs外国人 それぞれの思い込み【顔差別とは⁈】

今日の朝方、極楽とんぼの加藤浩次さんと再婚した夢を見た、のりこです。

 

今回の記事のキーワードは、『思い込み』と『顔差別』です。

いろんな意味を持つ言葉、『顔差別』(°_°)

『顔差別』って言葉、聞いたことありますか?この言葉にはいろんな意味があって、容姿の良し悪しで差別を受けることも意味するのですが、もう一つには、『◯◯人だから、◯◯できない』と言う思い込みのことも言うのだそうです。

◯◯人だから、◯◯できない

わかりやすい例では、『日本人だから、英語が話せない』と言う思い込みや、『外国人だからナマモノは食べられない』、『ハーフだから、バイリンガルに違いない』などなど、

その外見から勝手な思い込みをされることでちょっとした不利益を被ることを言います。

シンガポールの電話地獄

シンガポールのホテルで働き始めたばかりの頃、私は住居手当の代わりにホテルの1室を貸してもらって、そこに住んでいました。

「住んでいました」と言ってもそこはホテルの一室ですから、住居としては『バツグンの住み心地♬』というわけにはいきませんでした。キッチンがあるわけでもなければ、窓も開かない。お湯を沸かしたくてもそこで使えるのは洗面所の水なのでちょっと飲料水としては気分が悪い。

そして一番キツかったのは『プライベートゼロ』な住環境。中でも最強だったのが、勤務時間外だろうが深夜だろうが私の部屋にじゃんじゃんかかってくる電話でした。

▽関連記事:ホテル暮らしのメリット・デメリット(体験記)▽

【シンガポールの生活】ホテル暮らしのメリット・デメリット|勤務先のホテルで暮らした6ヶ月間の実態

 

結果的に、その全然休まらない環境に発狂しそうになり、しかもストレスでハゲまでできたので、すぐにそのホテルを出て一人暮らしを始めました。それでようやく深夜の電話地獄から解放されたのですが、

のちにその『鳴り止まない電話』の真相が明らかになったのです。(´⊙ω⊙`)

『日本人は英語ができない』と思い込む外国人

ホテルでの私の仕事は、日本人のお客様の快適な滞在のサポートをしてまた来てもらえるようにすること。なので英語がわからなくて困っている方がいれば、もちろんいつでも喜んでお手伝いに飛んでいきます。

でも、それにしてもかかってくる電話があまりにも多すぎるのです。(´・_・`)  

客室や施設での不具合などのクレームももちろんあったのですが、それ以外にも、『ただモーニングコールをお願いしたかっただけなんだけど・・』と戸惑う言うお客様までいるじゃないか。

ホテルのオペレーターの『思い込み』

夜、寝ようかなとベッドに入ると、枕元でがけたたましく電話が鳴る。びっくりして心臓が止まりそうになりながらも電話に出ると、オペレーター部の同僚が、

『ノリコサ〜ン、◯号室の ◯◯サンからです、ヨロシク〜』

みたいな感じで電話を転送してくる。

で、その電話に出ると大体の用件がモーニングコールの依頼だったり(その頃はオペレーターに電話してセットしてもらえました)アイロンを貸してくれだのインターネットのつなぎ方を教えてくれだの、日本人の私がわざわざ化粧して髪を整えて『お出まし』になるほどでない用事ばっかりだったのです。

要は、そのオペレーター部の同僚たちは、お客様から電話がかかってくると、「部屋番号」と「宿泊者名」を見て、その発信者が日本人だったら用件がなんだろうと、すぐに私に転送していたのです。

なぜなら、『日本人のお客さんは英語ができない』と思い込んでいたからです。

ところがそのホテルに宿泊する大多数の日本人客は、ビジネスでシンガポールに来ていた出張者がほとんど。みんな流暢にとまではいかなくても、ホテルで通用するくらいの英語力には困らないキレ者ばかりです。

だからオペレーターに電話して英語で簡単な用事を済まそうと思ったのに、出るやいなや、『チョトマッテネー』と言ってすぐに謎の日本人に電話を回されるのですから、お客様もびっくりしていました。

しかも結局私からオペレーターやハウスキーピングにその依頼をし直すことになるので、単純に二度手間三度手間に。

『日本人は英語ができない』と思い込む日本人

話に笑顔で割り込んでくる日本人スタッフ

また日本人同士であっても、海外に行くと『自分以外の日本人はどうせ英語が話せない』と思い込んでいる日本人もいます。

確かに、できない日本人の方が多いのも事実ですし、そう言う人たちのために外国でわざわざ雇われているのが現地採用の日本人スタッフなので、日本人客が困っていればすぐに飛んでくるのがその人の役割ではあるのですが。

私の顔を見て『日本人』と判断した途端に、「この日本人客の対応は、日本人である私が!」とばかりに話に割り込んでくる日本人スタッフがいます。

これが冒頭でお伝えした、『顔差別』ってやつです。

しかもそうやって出しゃばってくる人には共通する特徴があって、

  • 先に対応してくれていた現地スタッフにこれ見よがしに『I’ll handle this, no worries(私がやるわ、心配しないで!)』などと英語で話して『私は英語ができますよアピール』をする。
  • そして私に向かって『はい、どうされましたか〜?』と頼んでもいないのに眉毛下げ気味の笑顔で聞いてくる。
  • こちらとしては同じことを2度言わなければならなくなったわりに、その日本人スタッフは結局その答えを他のスタッフに聞きに行くことになる。(さっきの人でよかったじゃん…)

不思議なもので【日本人は、日本語しかできない】と思い込んで出しゃばってくる日本人スタッフは皆、自分で答えが出せずに結局現地スタッフに聞きに行く無駄なやつが多い。σ(^_^;)

外国人は英語しかできない』と思い込む日本人

ここまでは『英語ができない日本人』についての【思い込み】のエピソードをご紹介しましたが、実は逆バージョンの顔差別も存在します。

外国人が来ると怯える日本人

最近では日本にも外国人がとても多くなったので、私たち日本人も外国人に対してある種の『免疫』がついてきたとは思います。

でももし、街中でウィッキーさんみたいな人が突然外国人が話しかけてきたら、あなたはどうしますか?

そんなとき日本人は決まって

『やばい!!英語できないよ、英語で聞かれてもわからない!!』

と急に焦り始め、その外国人が話し始める前から『英語で話さなければいけない』と言う謎の強迫観念にかられるのです。

はい、それが『顔差別』です。(^。^)

ショッピングにきた外国人

以前私が働いていた店(日本)には、時々外国人のお客様が買い物に来ることがありました。

私はシンガポールで働いていた経験もあったので、外国人が近くにいても特に動揺はしませんでしたが、他のスタッフたちは違いました。

【その外国人のお客様に話しかけられたら大変!】と、失礼にもお客様が近づいて来るとサーっと離れて、遠巻きにその方を見ているのでした。

そしてついにそのお客様が何か質問をしようとスタッフに『すみません』と声をかけると、スタッフたちは、お客様の話も聞かずに、『あ、あ、ちょっとお待ちください!』と、両手でそのお客様をなだめるようなジェスチャーをして、私のところに走ってきたのです。

で、ここでみんなが期待したのは、私が英語で『How can I help you?』なんてベタな英語でお客様の対応をすることでしたが、結論から言うと、その外国人のお客様は日本在住歴も長いらしく、日本語がペラペラでした。

このように、見た目だけで『外国人=英語しかできない』という思い込みや、『自分が英語で話さなければいけない、けどできない』という日本人の強迫観念と恐怖心は、相手にとっても自分たちにとっても差別的な考え方になり得るのです。

まとめ

今回の記事では、『◯◯人だから◯◯できないだろう』という勝手な【思い込み】と、見た目だけで『この人は◯◯に違いない』と思い込む【顔差別】についてご紹介しました。

この記事を書いていて気になったのが、非常に多くの日本人の思考の中では、

『外国語』イコール『英語』

になっているということ。

外国人がきたら、『きゃー私、英語できない』とか『私の英語は中学校レベルで止まっているから〜』などと色々言い訳をする。

でもそれが中国語だったり、ロシア語だったとしたら、そこまで『話さななきゃいけない!』という脅迫観念や『できない』ことへの罪悪感は持たないのではないでしょうか。

学校教育で習いながらも、いつまでたっても身につかない日本人の英語に対する「苦手意識」がそうさせているのかもしれませんが、そんなコンプレックスもまた、『話さなければいけない』という思い込みを捨ててみると、意外と気楽に考えられるかもしれませんね。

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