こんにちは、のりこです。
以前日本人男性が海外でモテない件について記事を書きましたところ、各所から『ちょいM男子のハートをくすぐる』となかなかのご好評をいただきました。
▽関連記事:日本人男性は海外でモテない⁈その真相とは▽

調子に乗って今回は、私が7年間住んでいてわかった、『シンガポール人男性ってこんな人たち』というのを、ちょっとS目な視点からご紹介したいと思います。
ちなみに彼らと同僚として、友人としてわりと深く関わってきた私の個人的な意見は、
『シンガポール男性は、つきあうにはちょっと物足りないが、結婚するには最高』o(^▽^)o
です。(結局シンガポール人男性と結婚しなかった私が言うのもナンですが)
目次
シンガポール人男性の風貌
『シンガポール人男性』と一口に言っても、シンガポールは多民族国家なので、中国系とマレー系とインド系、そしてユーラシア系と大きく分けてこの4パターンの男性が存在します。
そこからさらに、中国系とマレー系が結婚した『プラナカン』や、中国系とインド系が結婚した俗称『チンディアン』(チャイニーズとインディアンが混ざった)など、さらに民族の幅は広がるばかり。
なのでパッと見だけで『この人はシンガポール人男性だ』と言い当てられる外見的な特徴がない、ということも特徴の一つなのです。
そんな見た目は様々な彼らにほぼ共通する、『シンガポール人男性ならでは』の特徴をご紹介したいと思います。
① 私服がダサい
赤道直下の常夏の島シンガポールでは、オフィスで働く男性たちは皆、Yシャツにノーネクタイ、スラックスというとてもシンプルな服装。
彼らは欧米人と同じくYシャツの下に変なランニングとか肌着とかを着ないので、スッキリしていてとてもスタイリッシュ。髪もジェルでこざっぱりとなでつけていて、清潔感もバッチリです。
ところがオフィスでは素敵だったはずの彼らとプライベートで会うと、
どうした ( ゚∀゚)
と思わず声が漏れてしまうほどびっくりしてしまいます。
その私服のおっさんクサさは、センスがないというよりはおしゃれに無関心なのが丸出し、という感じです。
シンガポールはいつも暑いので、Tシャツと短パンが基本スタイル。でもそのTシャツはデカくてちょっとヨレヨレ、短パンはきまってウエストがゴムのタイプのバミューダパンツ。このスタイルでどこにでも現れます。
時には、旅行に行った時に買ってきたと思われる各地のハードロックカフェTシャツを順番に着てくることもあります。
② メガネ率はハンパない
このメガネ率は民族によって大きく異なるのが面白いところなのですが、シンガポール人の中でも特に勉強熱心でエリート魂の強い中国系の人はほぼ100%メガネです。
そして彼らがオフィスでかけているメガネはだいたいがシルバーか黒の細いふちの、どこにも1ミリも個性を感じさせないシンプルなもの。
ところが休日になると突然C-C-Bみたいな色つきメガネに変えたりするからこれまたびっくりするのです。
③ 便所サンダル/マジックテープサンダル
彼らの足元は決まってサンダルです。ビーチサンダルが基本なのですが、中にはよく公民館のトイレに置いてあるような、全体的にゴムな感じの便所サンダルを愛用している人もいます。
ちょっとお出かけとなると、彼らはとっておきの『マジックテープサンダル』を出してきます。
ビーサン、便所サンダル、マジックテープサンダルの3種類をTPO別に履き分けるのがシンガポール人男性のスタイルです。
シンガポール人男性の性格
シンガポール人全体としての特徴としては、『女性が強くて男性が弱い』というのが通説。
『弱い』と言っても、シンガポール人男性みんながみんなヘタレだというのではなく、シンガポール人女性があまりにも強すぎるので、それと比較すると大分マイルドな気質である、というだけのことです。
① とにかく優しい
彼らは生まれた時から強烈に強いシンガポール人女性の中でもまれて生きてきたせいか、とても気質が穏やかで、感情が安定したタイプの人が多いのが特徴です。
いつも冷静で、多少のことには動じない安心感もある一方で、事なかれ主義の人も多く、「これは関わると厄介なことになる」と察知するとスッと身を引いて、いつの間にかいなくなるという術を身につけています。
カカァ天下タイプの女性が多いシンガポールでは、男性は言い返すと100万倍のパワーで反撃されるのがわかっているので、黙ってやり過ごす癖がついているのか、とにかく争いごとを嫌う傾向があるようです。
② 家族思い
国土の狭いシンガポールには『一人暮らし用のアパート』なんてものが存在しないため、子どもたちは成人しても結婚するまでびっちり実家で暮らすのが一般的。
なので彼氏彼女ができるとデートする場所も限られてくるので、すぐに家族に紹介して、実家で一緒に過ごすなんてことも当たり前に行われています。
カカァ天下の厳しい教えのおかげか、シンガポール人男性はとにかく家族思いの人が多く、ちょっとマザコン気味かと思うほど、特にお母さんが大好きです。
結婚してからも毎週必ず実家に戻っては両親や兄弟との時間を大切にしますし、それと同じように奥さんの実家にもきちんと溶け込んで、義家族も自分の親と同じように大切にしてくれます。
そのやさしく柔軟に義家族に溶け込む様は、天性のマスオさん気質と言っても過言ではなさそうです。
のりこ
③ 好きになったらグイグイ行く
そんな穏やかで落ち着いた気質の多いシンガポール人男性ですが、一度誰かを好きになったらもう大変。そのバカ真面目なほどの一途さが良くも悪くも100%全力で発動され、とにかくこれぞと決めた女性にはグイグイまっしぐらです。
ロマンチックな演出大好き
彼らは一度恋をしたら、金も時間もメンタルも、すべてをその相手に注ぎ込みます。
- 職場に花束をデリバリーする
- サプライズでプレゼントを渡す
- 一度『美味しい』と言ったものは毎日買って持ってきてくれる
- デートとなれば細かくスケジューリングし、おしゃれなレストランはベストな席を下調べして予約
- 突然『来ちゃった』と会いに行ってみる
なーんて日本ならトレンディドラマでしか見かけないようなことでさえも、愛する女性のためなら健気にやってのけるシンガポール男性たち。
まとめ:つきあうには物足りないが、結婚するには最高なシンガポール人男性
『つき合うには物足りない』なんて失礼な!という声が聞こえてきそうですが、事実です。いや、物足りないというよりは「つまらない」、が正しいかもしれません。(もっと失礼)
① フェミニンな雰囲気
いつもやさしくてナチュラルにレディーファーストなシンガポール人男性たち。彼らはいつも自分のことよりも先に相手のことを考えて、女性が喜びそうなことを先回りして準備してくれたりします。
なので彼らの感性や趣味趣向、雰囲気は、時としてフェミニンな印象を受けやすいのです。(o_o)
その真逆を行く、男まさりの鋼の心を持つシンガポール人女性たちは、そんな彼らの努力を当然のように受け入れたり、冷酷なまでに『気にくわねぇ』とはっきり文句を言ったりします。
外国人から見ると、シンガポール人の男女はまるで【中身が逆転している】ように感じられて面白いのですが、やはり女性目線から見ると、つき合うならばフェミニンな男性より『男らしい男性』の方に魅力を感じてしまうのは否定できないのではないでしょうか。
② 勤勉で働き者
シンガポール人の中でも特に、中国系シンガポール人は男女問わずとにかく勤勉です。
『高学歴こそが未来の高収入を生む』と考える中国人たちは、子供の頃からガリガリとものすごい勢いで勉強をしてきましたし、社会に出てからも勤勉な態度は変わらず毎日実直に仕事と向き合います。
なのでとにかく優秀な人が多いのが中国系シンガポール人の特徴でもあります。
そしてそこでもやはり男性の方はとても穏やかで和を重んじる人が多く、会議などでも感情的になって発言するのは女性、口数少なく要点だけを話して上手にまとめてくれるのは男性です。
のりこ
③ イクメン決定
そんなシンガポール人男性は、結婚すると本当に家族との繋がりや家族との時間を大切にしてくれる人が多いです。
私の友人たちもほとんど結婚していますが、彼らはワーク・ライフバランスをとても大切にしていて、妊娠中でつわりのひどい妻を気遣い会社を休む人もたくさんいました。
また彼らは自分や妻の親兄弟との繋がりも強いため、毎週のように甥っ子や姪っ子などとも実家で会って遊んでくれます。
日本のようにそれぞれが家庭を持ったらすっかり疎遠になって「盆暮れ正月」くらいにしか顔を合わせないなんてことはありえないのです。
自分の家族に限らず、親戚やその家族までも大切にしてくれるのがシンガポール人男性の素晴らしいところ。そんなシンガポール人男性と結婚したら、末長く家族丸ごと愛してくれることは間違いありません。
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