外国人への贈り物のタブー【外国人に贈ってはいけないプレゼントとは?】

その昔、とある欧米人に『誕生日には何が欲しい?』と聞かれたので、ちょっと遠慮して『え〜、何もいらないよ(^。^)』と答えたら、本当に何ももらえなかった、のりこです。

言われたことを額面通りにしか受け取らない欧米人に、プレゼントの遠慮は禁物です。

ところで、皆さんは誰かにプレゼントやお土産を買うときに気をつけていることってありますか?

もちろんもらう方は、プレゼントの中身がなんであろうと、『その気持ちだけ』でも十分嬉しいもの。

とはいえ、実は国や文化の違いによっては大変気をつけなければならない、とんでもない意味を持つ禁断のプレゼントがあるのです。

外国人へのプレゼントは国によって様々!【贈ってはいけないプレゼント】

相手が喜んでくれる姿を思い浮かべながら、『できれば長く使ってほしいなぁ〜』とか『これを見るたびに私のことを思い出してくれたらいいな〜』なんてワクワクしながら選んでみたプレゼントだったのに、

いざ渡してみたら、ギョッとされた (´⊙ω⊙`) 

なーんてことが、世の中にはあるのです。

良かれと思って選んだプレゼント。でもそれを受け取る相手の国や文化、風習によっては、まったく違う意味を持つ物だったりすることがあるのです

プレゼントを開けた途端に、受け取った相手が顔を引きつらせ、周りの人も凍りつく、そんなことにならないためにも、贈る相手の最低限の情報だけは調べておくことをおすすめします。

日本

日本に住んでいながら、実は贈り物をするときのタブーを知らない人って、けっこういます。特に目上の方への贈り物は、縁起の悪いものやゴロの悪いものなどは嫌がられるので注意しましょう。

① 櫛(くし)

これは「くし』が『く(苦)』と『し(死)』という2つの縁起の悪い言葉が入っているということから、特にお祝いなどのプレゼントには避けるべしとされています。

② 日本茶

日本では『お茶』は通常香典返しに使われることが一般的なため、お茶を贈られるとどうしてもお葬式のイメージを連想させてしまうことから、お祝いなどの贈り物にはふさわしくないのだそうです。

プレゼントにするなら紅茶や中国茶などにするのがベター。

③ 鉢植えの花

日本でもこれはわりと有名ですね。入院している方のお見舞いにお花を持って行く時には『鉢植え』はNGです。『鉢植え』の植物が土に根をはることから、贈られた相手が病院に根を這ってしまうこと(=病気が長引く)を連想させてしまうのでタブーとされています。

② 中国

中国にも日本と同様に、たくさんの都市伝説的ともいえそうな『贈り物に関するタブー』が存在します。むしろ中国人の方が「風水」や「気」を気にする人が多いので、贈り物に関しても注意が必要です。

しかも『中国』と一口に言っても、今や全世界どこに行ってもその国に移住した中国人たちがたくさんいますので、国は違えど中国系の人へのプレゼントならばこの習慣を守っておいたほうがよさそうです。

① 時計

これは1番有名な話。私もシンガポールで退職する友人に何か記念になるプレゼントを、と思ってかわいらしい目覚し時計を買おうとしたら、買い物に一緒に行ってくれた別の友人から『それはあかん』とすぐに止められました。

これは中国語の『時計を贈る』の発音が、『死者を弔う』と全く同じ発音であることから、とても不吉で縁起の悪いことを連想させてしまうからなのだそうです。

② 傘、扇子

『傘』と『扇子』、それぞれ日本語では全く別の呼び名ですが、中国語ではともに発音が「お別れ」を意味する『散(san)』とほぼ同じなのだそうです。

発音が似ているから傘も扇子も、発音が『散』と似ているだけで、『バラバラになる』『縁がなくなる』などのとてもネガティブな意味合いを持ってしまうそうです。

③ ハンカチ

中国ではハンカチは『涙を拭くためのもの』という意味があるそうで、『今生の別れ』や『悲しいことがこれから起きる』ことを連想させるのだとか。

ついついデザインも豊富で価格も手頃、荷物にもならないので贈り物に選びたくなってしまうハンカチ。でも相手が中国人のときばっかりは避けるようにしましょう。

 フランス

フランスでは香水や石鹸を贈り物にすることがタブーと言われています。その理由は、

『オマエくさいからこれでもつけとけ!o(`ω´ )o』

という意味で受け止められて、気分を害すのだそうです。(なんてネガティブ)

そもそもヨーロッパの人は毎日のように香水をつける人が多く、好みの香りも人それぞれにこだわりがあるのだとか。

【他人が香水を選ぶ】というのは、自分のパーソナルスペースに入り込まれたような気分で、不快に思う人もいるのだそうです。

お花を贈る時にも注意!
お祝いやお礼などで花束を贈ることって多いですよね。でもそんな花束でさえ、国によって違う意味があるのだそうです。たとえば、ドイツではチューリップは『絶交』を意味する花、ロシアでは黄色い花が『関係の終わり』、イギリスではゆりが『死』を意味するのでタブーなんだとか。

のりこ

ちなみに私はシンガポールにいた時に、友人のお母さんのバースデーに、間違って抱えきれないほどの菊の花を買ってしまい、『それはお墓に供える花だ!』と怒られたことがあります。菊には見えなかったんですけどね〜(言い訳) シンガポールでも『菊』はお供え用なんだと初めて知りました。_φ(・_・

外国人へのプレゼント選び【宗教がらみのタブーは絶対避けるべし】

私たち日本人はどうしても『宗教』に対してとてもうとく、知識や情報も足りていないのが現実。

なので特に外国人にプレゼントやお土産などを選ぶ時は、相手がどんな宗教を守っていて、その宗教ではどんなタブーがあるのかをしっかり把握しておく必要があります。

① お酒

イスラム教やキリスト教の一部の宗派、ヒンズー教などでは、その教えから「アルコール類』を一切禁止しているものもあります。

特にイスラム教の国では結婚式やおめでたい席でも絶対にお酒は出てこないくらいしっかりと守られている教えなので、どんなにいいお酒だろうと贈ってはいけません。

一方で欧米やオセアニアでは手土産にワインを持って行ったり、ビールを持って集まったりするのはごく一般的なこと。そういう人たちには、美味しい日本酒を持って行くと喜ばれたりもします。

とにかく相手のことをよく知った上で選ぶのがベストですね。

② 十字架モチーフなどのアクセサリー

こと日本国内では、宗教に対してあまりにも知識がないために、いろんな意味を持つ宗教的モチーフを簡単に雑貨にプリントしたり造形したりしてファッションアイテムとして販売していることが多くあります。

日本人にとってはパッと見で『かっこいい』と思うデザインでも、十字架などが描かれているものは外国人への贈り物にはちょっと危険が伴いますので避けるのが賢明でしょう。

③ 革製品

宗教によっては、【豚】が不浄の動物とされていたり、【牛】が神聖な動物と崇められたりと色んな事情があります。彼らはそれを『食べない』だけでなく、触ったり加工したり身につけたりすることも許されていません。

なので、良かれと思って買ったおしゃれな牛革製品が、ヒンズー教の多いインドなどでは全然喜ばれないなんてこともありますので気をつけましょう。

国に持ち帰れないものは贈らない(検疫に引っかかるものはNG)

外国人に贈り物をする時に気をつけたいことの一つに、【相手がそれを持って母国に帰るかどうか】もあります。

日本で会えた記念にとお土産を買って持たせたはいいが、持ち帰った国の検疫や税関で引っかかってしまったのでは、せっかくのプレゼントも『台無し』もしくは『大迷惑』になりかねません。

① オセアニア地域は食品がほとんどNG

世界中のほとんどの国で『肉製品』や『生の植物』は持ち込みが禁止されています。中でもオーストラリア・ニュージーランドでは、彼らの生態系を守るためにとにかく外国からの持ち込みが厳しく規制されています。

中には空港で申告すれば持ち込めるものもありますが、ほとんどの食品はNG、没収です

なので、オセアニア出身の人に日本からお土産を持たせる場合は、食品は避けるようにしましょう。

もし申告しないで見つかると、罰金です。(ToT)

② 酒類は関税がかかる

お酒は、そもそも持ち帰るのにもとても気を使います。

まず液体なので機内には持ち込めないのでスーツケースに入れなければいけない。

中で割れたら最悪なので、何重にもプチプチで包み、衣類の隙間に押し込むが、これまた重いので荷物が多い時には重量制限を超えたりして空港でわちゃわちゃすることに。。゚(゚´Д`゚)゚。

そして、やっとの思いで自国に到着すると、今度は税関審査で引っかかるわけです。お酒には各国所定の持ち込み制限があるので、それを超える場合は申告をして適切な税金を払わなければいけません。

外国人へのプレゼントを渡すときの注意:『つまらないもの』はあげない

ついつい、言ってませんか?『こちらつまらないものですが、、』ってやつ。

相手が日本人の場合は、これは『へり下る』という日本人の伝統的な姿勢ですので、存分に『つまらないもの』を差し上げてきたら良いと思いますが、

相手が外国人ならば絶対にダメです。

言葉を額面通りにしか受け取らない外国人たちにとっては、『つまらないもの』を渡されるのは、侮辱されているとも取られかねません。

また特に中国人は日本人とは真逆の発想で、自分が贈り物をする時には

「自分があなたのためにどれだけ長い時間列に並んで、どれだけの努力をしてこの品を手に入れてあなたに届けているのか」

をアピールすることで品物の価値を最大に上げた状態で渡してあげるくらいなので、『つまらないもの』どころか『あなたにあげるために買ってきた、最高のものです!』と恩着せがましいほどのアピールをされます。

なので彼らにプレゼントを渡す時も、『つまらないものですが』宣言はNGです。

のりこ

もらう側の立場で考えてみると、『つまらないものですが』と言われるよりは、『これ本当に最高なもので、あなたに絶対喜んでもらえると思って買ってきたのよー!』って言われた方が、なんだか開ける前から嬉しくなってしまいますよね。

外国人へのプレゼントで喜ばれる『日本らしい!!』ものおすすめ3選

ここまでは外国人のお友達やお世話になった人に『あげるべきでない』タブーの品々をご紹介しました。

あげちゃダメなものを知れたのはよかったけど。。せっかくプレゼントをするならできれば日本らしいものがいいな。外国人が『喜ぶもの』って何だろう?

やっぱりそう思いますよね。もちろん人それぞれ好みもあるでしょうが、せっかくプレゼントするのであればほんのり『日本らしい』雰囲気も入れたいもの。

ここでは私の7年間の海外生活の中で、日本に一時帰国するたびに友人にお土産選びをしていた経験から、

外国人に渡してけっこう喜ばれた日本からのプレゼント

を3つご紹介したいと思います。

① 焼き物・ガラス製品

いかにも『ジャパニーズ!!』な感じの瀬戸物や繊細なデザインのガラス製品はとっても喜ばれます。

実際にお茶や食事で使うもよし、置物として飾るもよし。

② ミニ着物

日本人にとっては、『近所の手芸好きなおばあちゃんが昔の着物をほどいて作った』感がどうしても否めないこのミニチュア着物ですが、

外国人、めちゃくちゃ喜びます。ヽ(´▽`)/

着物に憧れる外国人は多いものの、いざ本物を買うとなったら付属品やら何やらでやけにお金がかかる上に、自分で着付けができなければ無用の長物に他ならない。

そこでこのミニチュア着物を眺めて楽しむというわけです。

↓さらに手作りなんてことになったらなおさら喜ばれます↓

③ ミニ日本庭園

何とくだらないものを!!とお思いかもしれませんが、ぜひ騙されたと思って贈ってみてください。

みんな童心に戻ってキャッキャ言って喜びますo(^o^)o

しかも日本のこう言ったチマチマと細かいものってとにかく作りが丁寧で高品質。

特に砂を掻くタイプのミニ庭園が喜ばれます。

まとめ

今回の記事では、いろいろな国の贈り物のタブーをまとめてみました。

中国のように風水や気を重んじる文化では『縁起物』に関する縛りが多く、また他のアジアの国々では宗教上の戒律なども考慮しなければならないなど、選ぶ側もそれなりの知識と情報、常識や相手への配慮が必要になってきますね。

せっかくの贈り物ですから、やはり相手には喜んでもらいたいもの。

相手の方の国や地域、気候、風習、宗教、持ち込み制限などを考慮して、ぜひとっておきのベストなプレゼントを探してみてくださいね。

▽参考記事:シンガポール人が喜んだお土産とは▽
シンガポール人が喜んだ!日本のお土産10選【リピート依頼された実績ありの失敗しないお土産はコレ】

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