将来の夢はカウンター席だけの小さなお店『スナックのりぞう』を開くことだったのですが、実際スナックでお手伝いしてみたら思いの外大変だったのでやめました、のりこです。
やりたいことが見つからない人
『本当にやりたいこと』がみつからなくて、毎日『こんなはずじゃなかったのになぁ』とか『もっとこうキラキラ充実した感じになりたい』とか思ってくすぶっている人ってたくさんいると思います。
むしろ世の中『やりたいこと』がバッチリ見つかっている人の方が少ないのかもしれませんね。
そしてそれが若い人ならば【知識や経験がまだ少ないから】などの言い訳もできそうですが、最近では60代70代になってもまだ見つからずに、定年退職後にやりたいことがなくて困っているお年寄りもいるのだそう。
目次
『本当にやりたいこと』って、見つかるものなの?
『いつかきっと見つかるだろう』なんて漠然と思いながら日々を過ごしていたら還暦を過ぎてしまった、なんてことが起きているのが現実。
だとすれば、いつかは見つかるものと油断していたけれど、
『やりたいこと』って本当に見つかるものなのかな?σ^_^;
と急に不安になったりしますよね。
でも大丈夫です。安心してください\(^o^)/
『本当にやりたいこと』は、あります!(小保方さん風に)
『やりたいこと』は、実はいつも私たちの周りにあって、それに気づいてもらえるのを待っています。
そしてむしろ、将来の『こうなりたい』は、今日をどう過ごしたかの積み重ねだったりするので、今日何気なくやっていることが実は、『やりたいこと』につながっているのかもしれないんです。
『本当にやりたいこと』は、そのへんにゴロゴロ転がっている
私の大好きなホリエモンの有名な考え方の一つに、『桃太郎理論』というのがあります。
だけどそれを【持ち帰る】とか【割ってみる】とか、そんなことができちゃった桃太郎のおばあさんは、実はものすごい変わり者なのかもしれないけど、それをしたことで桃太郎が生まれた。
この理論で何が言いたいかというと、『でっかい桃』が【チャンス】とか【何か新しい物】だとすれば、多くの人は普通にそれを【チャンス】としてキャッチせずにスルーしてしまっている、ってこと。
本当は今この瞬間にも、自分の足元や目の前にでっかい桃はゴロゴロしている。
だけどそれに気づかない人や気づかないふりをする人、危ないから避ける人が多いんですよね。
気軽にやってみる
ではここからは私の経験も踏まえて、『本当にやりたいこと』の見つけ方を解説していこうと思います。
私はわりと好奇心旺盛な方なので、これまで大小問わずいろんなことに手を染めてきました。
仙台七夕の飾り作り | ホテルマネージャー |
予備校受付 | メーカープランナー |
吉野家リーダー | 国際交流協会評議委員 |
家庭教師 | 『外国人』 |
販売員 | スナック手伝い |
店長 | ブロガー |
この中には経歴と見なされるものと全然そんなレベルじゃないものとが混在していますが、基本的に『おもしろそう』と思ったことには首を突っ込んでみることにした結果こんな感じになりました。
① おもしろそうなことをやってみる
私がこれまでやってみたことはすべて
『おもしろそう』か、そうでないか
でしか決めていません。
で、実際にやってみて本当に面白かったものもあれば、想像していたのと全然違ってクソ面白くないものもありました。
でもとにかく色々やってみるのって本当に大事。
見切り発車でも始めてみて、『これは自分には合わないな』と思ったらすぐやめたらいいんです。
ちなみに私の場合は、上記の体験を通して、『七夕の飾り作り』と『予備校受付』のような単純作業の繰り返しが苦手だということがわかりました。
なので、すぐやめました。( ´ ▽ ` )
② 重く捉えすぎない
なんとなく心のどこかで、
『本当にやりたいこと』が見つかってしまった日には、、
家族も故郷も捨てて一から出直さなければならない (`・ω・´)
くらいの勢いで大げさに考えている人って意外と多いもの。
そのせいで、あれこれ『やりたいこと』候補を集めてみるんだけど、
- これをするにはお金が足りない
- これをするには時間が足りない
- これをするには語学力が足りない
- これをするには経験が足りない
とできない言い訳ばっかりどんどん出てきて、最終的に思考停止してチーンとなる。
そんなに大げさなことではなく、むしろちょっと不純な動機くらいでできることから手を出して見れば良いと思うのです。
③ イヤなことはしない、やめる
わざわざ『やりたいこと』を探しているのに【やりたくないこと】を盛り込んじゃう人もけっこういるものです。
どういうことかというと、【ハリウッドでも通用するヘアメイクアーティストになりたい】と思っている人が、
- やっぱりハリウッドに行くなら英語が必要だわ、となって
- 英語か〜、苦手だな〜となりながらも、
- まずは英単語からかな〜となって、
- 単語カードを買いに行って、
- 2〜3枚英単語書いて、
- 覚えられなくてメゲる
という流れ。
これって結局、『ヘアメイクアーティスト』にも『ハリウッド』にも全然関係ないところで話が終わってしまっているんですよね。
だったら英語なんて【やりたくないこと】でつまづいていたのでは本末転倒。
英語は必要かもしれないけど、とりあえずハリウッドに行っちゃって、そこでなんとかする
でも全然OKだし、そもそも先にヘアメイクのことを学ばなければ始まらないのです。
形から入ってみる
私はこれがとても重要だと思っていて、なんだったら私がシンガポールに海外転職をしたことも、今現在Webライティングをやっていることも、『形から入ったから続けられた』ものの典型的なケース。
① なっちゃったイメージで生きる
ちなみに私がブロガーになろうと思い立って、一番最初に買ったものはなんだと思いますか?
- パソコン
- ポケットWiFi
- イヤリング
正解は3番の、イヤリングです。(´∀`)
『ブログ』には完全に無関係なイヤリングを買ったそのワケは、
私の中でのステキブロガーさんが、きれいな大ぶりのイヤリングをしていたから
です。
私がなりたいと思ったのは、ブロガーはブロガーでも『ステキなブロガー』だったんです。
「ものを書く」という私にとっての『やりたいこと』を叶えるにしても、海外を飛び回ったりおしゃれなカフェで仕事をしたり、その時に【キレイなイヤリングをしているステキブロガーの自分】であることこそが私にとって一番のモチベーションだったのです。
なので、今はまだ駆け出しの初心者ブロガーながらも、私は毎日『ステキブロガー』になっちゃった体で生きています。
そうすると不思議なことに、そのうち本当にそうなれる気がしてくるもんです。
② とりあえず行っちゃう
また、私は以前シンガポールに海外転職をして、そこで7年間仕事をしてきたのですが、実は私にはその時、『本当にやりたいこと』なんて見つかっていませんでした。
だって、【海外で働くこと】が夢だったのですから。
『行って何をするか?』なんて細かいことまで考えていませんでした。
実際は、海外で働くと言っても現地での仕事なんてピンからキリまで山ほどあるわけで、その中からさらに『やりたいこと』と『雇ってもらえるところ』との兼ね合いを見て決めなければいけないわけです。
私の場合は高校生の時に海外研修で行ったシンガポールで、『ここで働きたい!』と運命的に思ったホテルがあったので、すぐさまそこに履歴書を送りました。
だけど本当のところは、ホテルでの仕事内容がどんなものかなんて一切知りませんでした。
でも、なんでもいいから働きたかったんです、そのホテルで。
行ったらこっちのもの、あとは野となれ山となれ \( ˆoˆ )/
と本気で思っていたので、ちょっと無謀とも思える面接にも挑戦できましたし実際にシンガポールでの『海外生活』も始められました。
それがもし、
『ホテルで働くと言っても、私にはホテルの勤務経験もないし…』とか
『英語もちょっと不安だし…』
なんて考えて立ち止まっていたら、
私はシンガポールには行けてなかったと思います。
まとめ
今回の記事では、『本当にやりたいこと』の見つけ方についてご紹介しました。
結局は今の自分の頭で考えていても、そこには『過去の経験』しか詰まっていないワケですから、新しいことなんて生まれてくるはずがないんですよね。
外から入ってくる情報や、実は身の回りにゴロゴロしているいろんな形をしたチャンスを、きちんと『チャンス』として敏感にキャッチするかどうかも運命の分かれ道のようです。
そして、
『本当にやりたいこと』なんて、もしかしたらそんなに大それたものではないのかもしれません。
日々『でっかい桃』を見つけたら拾って持ち帰って割ってみることを繰り返していけば、何百個かに1個は桃太郎が入っているかもしれません。
ゴロゴロしている新しいものへのチャンスを拾ったら、あとはとにかく煮たり焼いたりやってみること。
形から入っても不純な動機に突き動かされても、それでも少し『動いてみる』ことでまた次の新しいものが見えてくるのだと思います。
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