シンガポール人は『ムダ毛』をどう処理しているか?【多民族国家シンガポールの脱毛事情】

いよいよ『毛』について話すときがきてしまいました、のりこです。

これまでいろんな人種の方々と関わってきましたが、そこで思うのが、

『ムダ毛の処理方法って、国によっても、文化や時代によっても色々ちがいがある』

ということ。

国によっては、日本人が『ムダ毛』と認識している箇所でも、他の国の人はそこに毛が生えていることはごく自然なこと、という考え方だったりもするのです。

真実はなかなか知ることができない『ムダ毛処理事情』

この『ムダ毛の処理方法』に関して、その国の本当の事情を知るためには

どれだけその国の人たちと密接に暮らしたか

がキーになると思っています。

海外に出ても、日本人とばかりつるんでいる人って、びっくりするくらい多いんです。

のりこ

駐在員や駐在員の家族なんかの場合は現地での『日本人社会』というのも気にしないといけないくらい日本人同士の関係が密接らしいので、それはそれで大変そうです。

私の場合は【現地採用】でシンガポールに渡り、日本人の友達も知り合いも一切いないまま、外資系ホテル勤務だったので職場で日本人は私だけという環境が長く続きました。

そしてシンガポール人の彼と一緒に住み、友達になったのもシンガポール人ばかりだったので、一般的なシンガポーリアンの暮らしがどんな感じか、わりと知っている方だと思います。

ネット上では各国の『ムダ毛処理事情』について様々な説が書かれていますが、『毛の処理』ってあまりにもパーソナルすぎる話題がゆえに、情報源が少なすぎるか、脱毛業界にカモられてるかのどちらかのように思われます。

そこで、今回は私が7年間のシンガポール生活の中で、彼らとともに過ごした日々を思い出しながら、シンガポール人の『ムダ毛処理事情』についてご紹介したいと思います。

シンガポール人の『ムダ毛』に対する考え方

最近ではやっと日本でも脱毛が身近なものになりつつあって、女子高校生でもお小遣いで脱毛できる時代になりました。

でも他の国に比べると、日本の『毛』に関する意識ってまだまだ遅れていて、他の先進国とは考え方もちょっと違うようなんです。

例えば日本だと、ちょっと前までは女性が『脱毛サロン』に通うことは、まるで『美容整形』にでも行っているかのようなイメージでしたし、ワキや腕足はともかく、アンダーヘアをお手入れするのは、

『遊んでる人』とか『変わった趣向の持ち主』

くらいの勢いで、変な目で見られる国でした。

でも、私が住んでいたシンガポールでは、

『ムダ毛』=『不衛生』(*_*)

という考え方が一般的です。

特にシンガポールは暑いので、汗をかくところに『毛がぼうぼう』の状態は、ニオイや菌などの原因となってよろしくない。

見た目にも汚いし、処理をしないのは

『エチケット』がなっていない ( *`ω´)

ということになるんです。

のりこ

ちなみに、シンガポールでは『日本人はボウボウ』というイメージがあるのだそうです。それはアジアでは巨大マーケットとなっている日本のAVの影響のようです。

シンガポール人の主なムダ毛処理方法

では彼らは自分の体を『衛生的に』保つため、どのようにムダ毛を処理しているのでしょうか。

私の友人たちが利用していた主な処理方法は以下の3つです。

① ワックス

【ワックス=ろう】ですね。溶かしたろうで毛を覆い、固まったところを一気にひっぺがす除毛方法。

日本でもブラジリアンワックスなどが浸透しつつあるようですが、シンガポールでは随分前からこのワックスでムダ毛の処理をするのが主流になっていました。

ワックスしたことない人

ワックスで一気にはがすなんて、痛そう

確かに想像するだけでもかなりの激痛を伴いそうなワックス。しかもそれを施術する箇所がデリケートゾーンとなると、とんでもない痛みなのだそうです。

シンガポールには各所にワックスサロンがあって、そこではカーテンで仕切られた各ブースで、男女問わずワックスをしてもらえるのだそうです。

そのあまりの痛みに、隣の部屋から悲鳴が聞こえることも日常茶飯事なのだそうです。(๑º ロ º๑)〣 

② 光脱毛

光脱毛は、ワックスほどの痛みは伴わずに、かつレーザー脱毛ほどのコストをかけずに脱毛できる方法です。

これもシンガポールではたくさんの美容サロンで行われていますが、やはりワックスと比べるとお金がかかるので、『どうしてもワックスの痛みに耐えられない人』や、ワックスよりも綺麗な仕上がりを求める人が利用しています。

男性も【ヒゲ脱毛】に利用している人がたくさんいます。

③ シェイバー

シンガポールの家電屋さんで見つけて面白いなと思ったのがこの『シェイバー』です。

要は、バリカンと同じものなのですが、シンガポールでは1つのバリカンに対して、いくつもの『体毛処理用ヘッド』がついてるんです。

あらゆる部位に合わせて角度、毛の長さを調節できるらしく、そのヘッドを付け替えて自己処理をするようです。

バリカンなのでツルツルにはできないので、主に『全なし』にはしたくない男性が使うようです。

多民族国家シンガポールの『ムダ毛処理』

ご存知の通り、シンガポールは多民族国家。主に中国系、マレー系、インド系が共存しているわけですが、『毛』に関する常識もその民族によって異なります。

① 中国系シンガポール人のムダ毛処理

中国系の人たちは全体的に、とっても毛の薄い人が多いです。これはシンガポール人のみならず中国本土、香港、台湾あたりにも共通して言えることのようですが、

人によっては一切ムダ毛処理をしなくてもいいくらいの『毛なし』の人も多いのです。

とはいえ、年中暑いシンガポールで暮らす人たちはいつも薄着なので、女子は特にタンクトップや短パンなど肌の露出も多め。

彼らの多くは『ワックス』を使って除毛するのが一般的です。

中国系の女性の多くは、体毛が薄いのでワックスだけでもさらっと綺麗になれるのですが、そのわりに顔の産毛については無頓着な人がとても多いです。

彼女たちと話をしていると、

『口元のヒゲ』にどうしても目が行ってしまう (o_o)

なんてこともしばしば。

のりこ

中国本土の女性たちにはまだワキ毛を処理しない人も多いのだそうです。 シンガポールには中国本土から来た人もたくさん住んでいるのですが、「中国人」と「中国系シンガポール人」とを見分けるには『ワキ』をみるのも方法の一つなんです (^◇^;)

② マレー系シンガポールのムダ毛処理

マレー系の人たちはとてもファッションやメイクに敏感な人が多く、『毛』に関してもわりと几帳面に処理しているようです。

彼らの処理方法もワックスが主流で、男女問わずツルツルにするのがよしとされているようです。

また、マレー系の持ち前の性格や気質からなのか、ワックスを施術する人はマレー系が多く、手先が器用な彼らが手際よくワックスを引っぺがしてくれるのだそうです。

③ インド系シンガポール人のムダ毛処理

インド系の人たちの特徴は、とにかく『毛深い』ということ。

黒々とした太くて硬い毛質で、産毛も濃いめ。

インド人男性は、彼らの宗教(ヒンズー教)の教えで、毛を剃ったり切ったりすることがよしとされていないようで、体毛の処理をしている人はほとんどいません。

特に『タイプーサム』などの行事の前には断食の期間があり、その間はヒゲを含む一切の毛を剃ることも許されていないのだそうです。

▽関連記事:インドの苦行、タイプーサムについて▽

シンガポールで出会ったインドの文化と暮らし

一方、インド人女性たちはそれとは真逆で、常に『毛』と戦っています。

彼女たちはアーユルヴェーダなどもとり入れて日々美と健康に努めているわけですが、私のインド人の女友達は、

手足の毛は剃っても剃っても夕方にはザラザラに伸びてくる!o(`ω´ )o

といつも怒っていました。

かと言ってワックスや脱毛などにお金を使うかというとそうでもなくて、いつも『自分で剃ってはすぐ生える』という終わりなき戦いに明け暮れているんです。

彼女たちが使っている主な処理方法は、顔の産毛についてはスレッディングという糸を使ったインド・ネパールでは一般的な脱毛方法が使われています。

のりこ

インドやネパールでは、産毛を剃るために『顔にカミソリをあてるなんてもってのほか!』という考えなのだそうです。日本ではあまり馴染みのない糸脱毛ですが、海外ではわりと人気のようですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ところ変われば『毛』に対する考え方も、その処理方法も変わる。

私が7年間密接に関わってきたシンガポール人たちの『毛』事情についてご紹介しました。

余談ですが、シンガポール人女子たちは、一見とても無愛想で人付き合いも悪いのですが、一度仲良くなるとお互いの『パーソナルスペース』が極限まで近くなる人が多かったです。

クラブに行けばおしゃべりが止まらなくてトイレの個室にまで一緒に入ってきて用を足しながら喋り続けたり、ブラジリアンワックスに行ってきた日は、毛がきれいになくなってツルツルになったところを

『ほら見てー!』

と見せてくれたりと、日本人の私にはちょっとあたふたしてしまう場面もありながらも、とても面白かったのを今でも覚えています。

いずれにしても『毛』の問題は、とってもパーソナルなこと。

国や民族や宗教など、様々な事情やトレンドもあるでしょうが、結局は個人がどうしたいか、どうするのが心地よいか、が大切なのかなと思います。

これからは日本はアメリカをはじめとする他の先進国の影響で、【ツルツルが普通】の時代がやってきます。

『毛の処理=マナー』と考える国もあるようですので、海外に出る機会がある人は、ぜひその国で『マナー違反』にならないように気をつけてくださいね。

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