以前、英語力ほぼナシの状態で英語面接を受けて、海外転職を決めることができました、のりこです。
いつの時代も【面接】ってイヤなもんですよね。
なにしろ知らん人と初対面で顔を合わせて、限られた時間の中で
私ってこんな人なんですぅ〜 o(^▽^)o
と最大限にアピールをして来なければいけない。
しかも巷では、人はほぼ『第一印象』だけで相手がどんな人かを判断してしまうというデータも出ているくらいなので、実際にはその面接の「内容」よりも、どれだけ「良いイメージ」を残して帰ってこれるか、が勝負みたいなもんなのです。
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それでも『面接』は、就職や転職する上では絶対に避けて通れない【鬼門】のようなもの。
ならばできるだけ要領よく、自分の『思い通りの自分』を演出してこようではないですか。
目次
面接=相手はもうすでに興味を持ってくれている
つい忘れてしまいがちなのですが、実は『面接』をすることが決まった段階で分かっていることは、
すでに書類選考は通っていて、それを見た先方が自分に興味を持ってくれている
と言うこと。
勝手に身構えない
『面接をします』なんて言われると、私たちはなぜか自動的に、
『自分は試されている!』( ̄◇ ̄;)
と、あたかも先方が自分に対して【敵対心】や【警戒心】を持って戦いを挑んでくる、みたいなイメージを持ってしまい、勝手に身構えてしまいます。
でも、現実はむしろその逆なんです。
『面接』は、履歴書を見て、これまでの職務経歴などに興味を持ってもらえた人だけが許された『実際に会って自己表現をする場』なので、先方はむしろ私たちのことをより深く知ろうとしてくれています。
それが分かっているだけでもだいぶん恐怖心はなくなるはず。
海外就職や外資系企業では必須の『英語面接』
面接は面接でも、海外就職や外資系企業を狙っている場合に必須になるのが、『英語面接』です。
ただでさえ緊張して頭が真っ白になりがちな面接。
よりによってそれを英語でするなんて、もはや恐怖の極みでしかありません。
のりこ
でも大丈夫です。(^。^)
英語面接というととても高度な芸当を要求されているように感じてしまいますが、それはまだやったことがないから『わからない』だけのこと。
いざ具体的に準備を始めてみると、『意外と難しくないな』とすぐにわかるはずです。
英語面接を恐れる必要はない
英語力が不安な人
そんな不安を抱いている人の悩みを解決します。
英語面接はむずかしくない
実は英語面接って、イメージしているよりは全然むずかしくないんです。
なぜなら、基本的にそこで話す内容はすべて、
一番よく知っている、『自分自身』のこと ヽ(´▽`)/
だからです。
これが全く知らない「他人のこと」を紹介しろと言われたら、そりゃ〜なかなか言葉が出てこないし、しどろもどろにもなること確定です。
でもこの面接で話していいのは、
- 自分がどんな仕事をしてきたか
- 自分がどんな功績をあげてきたか
- 自分はどんなことが得意か
- 自分を雇ったらどれだけ企業にとってプラスか
などなど、『自分のことばっかり』でOKなのです。
なので、
- 【自分語り】が大好きなタイプの人にはこの上なく楽しい場になること間違いなしですし、
- 内向的で自分にそれほど自信が持てない人だって、自分の歴史を振り返ることくらいはできるはずです。
私の体験ー英語力に不安あり、だけど合格
かくいう私も、過去に5回ほど英語面接を受けています。
特に一番最初にシンガポールに海外就職を決めた時の面接の時なんて、面接してくれた女性の営業部長さんに『英語力は不安だけど』なんてコメントを残されてしまうほど、
当時の英語力はショボかったのです。o(^▽^)o
それでも単身シンガポールに飛び込んで働こうというガッツが認められて採用になりました。
英語面接で大切なことは『英語力』ではない
たしかに、海外や外資系企業で即戦力になろうと思ったら、ある程度の語学力も必要とされていることもあります。
でもほとんどのケースでは、【日常生活がなんとか送れるレベル】であれば十分間に合います。
彼らが見ているのは、『どの程度の英語が話せるか』よりも『何を話すか、どんなことを考えているか』です。
面接で見たいのはあなたの人となり
例え英語がおぼつかなくても、彼らは『英語力』は仕事が始まってからでも無限に上達できることを知っています。
むしろ『英語ができま〜す』と振りかざすわりに仕事ができないヤツの方が迷惑なわけです。
だから英語面接で気をつけるべきポイントは、
- 英語ができる人みたいに見せかける、のではなく
- 英語はこれから伸びしろあり、むしろ仕事は圧倒的にこなします
的なところを見せていく方が賢い切り抜け方だと思います。
英語面接には王道のパターンやお決まりの質問がちゃんと存在する
とはいえ、やはり英語面接に向かうには準備がとっても大切です。
むしろきっちり準備さえしておけば、『あとは野となれ山となれ』くらいの気迫で臨むだけです。
FAQ(よく聞かれる質問)はしっかり準備
ここでは私の実体験も交えながら、英語面接でほぼ必ず聞かれる鉄板の質問をご紹介しておきます。
これらは私がシンガポールで面接を受けた時に必ず聞かれた質問です。
Please tell us about yourself
もうこれは鉄板中の鉄板で、英語面接では120%くらいの確率で聞かれます。
要は自己紹介なのですが、自分の経歴やどれだけ学校や会社に貢献してきたか、などを自由に話す時間になります。日本でいうなら『自己PR』の時間ですね。
英語面接の場合はだいたい面接開始して第一発目にこれがきます。
ここで1〜2分ほど一人で喋る時間が与えられるわけですが、その時に面接官たちは微笑んでうなずいたり相槌を打ったりしながらも、
私たちのことを上から下まで、舐めるように見ています ( ;´Д`)
▽関連記事:Tell us about yourselfでずっと一人で喋らされた電話面接▽
What are your strengths and weakness?
これは自分の長所と短所について。
コツとしては、『長所』は少しオーバートーク気味に話してOK、『短所』はちょっとひねると長所にもなり得ることを使うと良いです。
のりこ
What are your plans in the next 5 years?
これも絶対聞かれます。
この会社のこのポジションで働きたいのはわかったけど、その後はどうするつもり?
ってヤツ。
ここで『5年後にはもう辞めて日本に帰ってますね〜』なんて言う人はいないでしょうが、少なくともその仕事に関連することで、ちょっと上のポジションに挑戦しています、くらいの回答が無難でよろしいかと思います。
Why are you leaving your job?
なぜ前職を辞めるのか?と言う質問はもよく聞かれます。
私の場合は、シンガポールのこのホテルで働くことが昔からの夢だったので、ここで働くチャンスをずっと探していました、と前職の内容についてなんて一言も言いませんでしたが、それもOK。
むしろ例え人間関係がうまくいかないことが原因だったとしても、そんなネガティブなことは言う必要ないんです。
What was the biggest challenge in your past work-experience? And how did you deal with it?
これは私が電話での二次面接で聞かれた質問です。
これまでやってきた仕事の中で一番きつかったことは?それをどう乗り越えた?
と言うことなのですが、これは私は準備していなかったので瞬発力でエピソードを探すのがとっても大変でした。
まぁそんな時こそ『人間関係』とか『不規則な労働時間』とか、ちょっとブラックな一面を晒してあげるのが通常かと思います。
『そんな状況をもやりくりする能力があります』とアピールするチャンスにもなりますので。
まとめ
今回の記事では、英語面接を受けるにあたって私たちが感じてしまいやすい『過度な恐怖心』と、面接に臨む際の心構えについてご紹介しました。
英語面接では、『英語力』だけが評価対象になっているように誤解されがちですが、本当のところは、必要以上に『英語力高いです』アピールをしたり、実力以上に良く見せようとするのは、実に無意味なこと。
だって、すぐにボロが出ます。( ´ ▽ ` )
それよりも、面接の前に会社やポジションのことをきっちり調べておくことや、自分自身をよくよく知っておくことが大事だったりするのです。
将来の展望も含め、『自分ってこんな人です!』がきちんとポジティブに伝わって初めて、英語面接は成功と言えるのだと思います。
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