さよなら巨大マーライオン!!セントーサ島の37mマーライオンが解体へ。。島の再開発に力を入れるシンガポールの決断

シンガポールに住んでいた7年間、私の心の支えになってくれていたのはマーライオンでした(ToT)

のりこ

頭がライオンで体が魚という、なんとも不思議なものだけど、マーライオンを見ているとなんだか心が穏やかになったもんです。

シンガポールを訪れたらコレを見ずに帰る人なんていないのではと思うほど、もはや定番の観光名所になったマーライオン。

シンガポール国内で公式に認められているマーライオンは合計7体。今回その中でも圧倒的な存在感を持つセントーサ島の巨大マーライオンについて、衝撃的なニュースが入ってきたのです。

それはなんと、、

セントーサ島の巨大マーライオンが、解体される!!

というもの。

しかも、2019年9月末に解体が発表され、本日2019年10月20日をもって巨大マーライオンの営業は終了、年内には取り壊しが開始されるというフットワークの軽さ。

本記事では、1995年に完成してから24年間、『シンガポールの守り神』としてセントーサ島に鎮座してきた巨大マーライオンについて、現地の主要ニュース記事を調べ上げてまとめてみました。

この記事はこんな人におすすめ
  • セントーサ島の巨大マーライオンを見たことがある
  • セントーサ島の巨大マーライオンに登ったことがある物好き
  • セントーサ島の巨大マーライオン解体に感傷的になってしまう変態

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セントーサの巨大マーライオンってどんなもの?

1995年に完成したこの巨大マーライオンですが、この建造物自体にどんな歴史があるのか、またどんな意味が込められているのかなど色々探してみても、有力な情報はほとんど出てきません (´・∀・`)

それもそのはず、このマーライオンは『マーライオンの伝説やシンガポールの歴史を伝える』ために、新しい観光スポットとして作られたものなんです。

中に入れる巨大マーライオン、その中身は?

奇しくもちょうどこの記事を書いている2019年10月20日をもって営業終了になったという巨大マーライオンですが、シンガポールに7体あるマーライオンの中で、唯一「中に入る」ことができるタイプのものでした。

旅行者

日本でいうなら『大観音』みたいな感じですよね。中に入るとちゃんと上まで登れて、展望台があるんです。

ところが近年新設された他のアトラクションに押されて、巨大マーライオンの人気は落ち目になっていました。

マーライオン好きを名乗る私ですら、7年間シンガポールに住んでいてこの巨大マーライオンの中に入ったのはたった1度だけ。先日子どもを連れて行った時も、遠くから見るだけで、中に入ろうという気にはなりませんでした。

なぜなら、

正直言って、特におもしろくないから σ(^_^;)

です。

私にとっては、この『観光客を集めたくてわざわざ作っちゃいました』感が滲みでちゃってる巨大マーライオンはなんとも残念だったのです。

そんな巨大マーライオンの中に入ると、そこにあるのは月並みな観光地と同じような

  • シアタールーム(マーライオンの伝説を学ぶ)
  • お土産屋さん(もちろんマーライオングッズいっぱい)
  • 展望台(マーライオンの口の中、頭の上)

です。入場券を買うとアイスの引換券と記念メダル(コイン)がもらえるというお土産つきでした。

だんだん盛り下がっていった巨大マーライオン

2007年に親友がシンガポールに遊びにきてくれた時に登った巨大マーライオンの口の中(笑)

できたばかりの頃の巨大マーライオンは、目からレーザー光線が出たり、決まった時間になると噴水のショーと合わせて登場するなんていうバブリーな演出もされていたのですが、それも時の流れとともに徐々にウケなくなり、37mもあるこの巨体の存在感はどんどん薄まって行きました。

セントーサの巨大マーライオンが解体される理由

さて、そんな盛り下がりを見せていた巨大マーライオンが、なぜ今回『解体』という憂き目に遭ったのでしょう。

マーライオン

せっかく作ったんだからサァ、何も壊さなくてもよくない?

セントーサ島といえばビーチやカジノ、ユニバーサルスタジオなど、もはやその島全体がアトラクションのような観光スポット。徐々に存在感がうすまりながらも、ちゃんとその中心にいたのがこの巨大マーライオンだったのですが、、

セントーサ島や隣接するブラニ島を結ぶ大規模な再開発プロジェクト

2022年に開発第一弾として完成予定のSentosa Sensoryscapeの予想図

セントーサ島を訪れる旅行客数は、巨大マーライオンが完成した当初は600万人程度でしたが、その後カジノ建設などの大がかりな開発によって、2018年には1900万人を超えました。

マーライオン

え、もう十分発展したんじゃない?今のままでもみんな楽しんでくれてると思うけどなぁ。。

がしかし、シンガポール政府はまだまだ満足していません。今回この巨大マーライオンの解体が決まったその一番の大きな理由は、

セントーサ島と、隣のブラニ島をつなぐ巨大レジャーリゾート開発のジャマだから

です。『ジャマ』と言ったらちょっと言葉は乱暴ですが、この開発の第一段階となる、海岸までつながる壮大な遊歩道(Sentosa Sensoryscape)の建設に、

マーライオンが道をゆずった σ(^_^;)

のだそうです。

巨大マーライオンは移設しないの?

セントーサ島とお隣のブラニ島をつなげて、総工費90億ドル(約72億円)をかけて今以上に巨大なレジャーアイランドにする!という意気込みはわかりましたが、

せっかく作った巨大マーライオンですから、島のどこかにランドマーク的に移設してしまえばよいのでは?とマーライオン好きな私は思ってしまうのですが、シンガポール側の答えは、

『移設はしない(きっぱり)』

だそうです。(´・ω・lll)

移設ではなく取り壊しという決定に至ったのには、

  • これから建設される新しい巨大レジャーリゾートの方が、マーライオンよりずっと地元の人にも観光客にも喜ばれるに決まっているから
  • 巨大マーライオンがあまりにも巨大すぎて、サイズ的に移設するのはムリ

という見解があったのだそうです。

のりこ

寂しい。。さみしすぎる。。

セントーサの巨大マーライオンが解体された後は?

ではこの巨大マーライオンが解体された後は一体どうなるのでしょうか?

2つの島を合わせ、5つのエリアに分けた巨大リゾートワールドを建設

赤マル部分がセントーサ島とつながる予定のブラニ島。

この国を挙げての一大プロジェクトであるSentosa-Brani Master Plan(セントーサ・ブラニ マスタープラン)は、シンガポールのLee首相がナショナルデー(建国記念日)のスピーチで発表されたもので、まずはマーライオンを撤去して建設される2022年の遊歩道を皮切りに、今後20–30年という長いスパンで継続される予定だそうです。

撤去されたマーライオンはどこへ?

今日、24年間のお役目を終えたセントーサのマーライオンですが、今後何事もなかったかのように取り壊されてしまうのでしょうか?

ただのコンクリート製の彫刻とはいえ、一応シンガポールでは

セントーサ島からシンガポールの金融街を見下ろす『繁栄の守護神』( ゚∀゚)

なんてポジショニングをされていただけに、「守り神を壊して大丈夫?」なんて声も上がっているのだそうですが、それに対してシンガポール政府は、

『記念碑か何かを立てるかもしれないけど、まだ考え中』ヽ(´▽`)/

というなんともドライな対応です。

たしかにそこにあるのはわかっていても、なかなかマーライオンに登ってみよう!なんて気にはならなかったものですが、それでもそんなにあっさりと解体されるとなると、ちょっと寂しいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。これからまた大規模な再開発で工事中のところが多くなりそうなセントーサ島ですが、マーライオンがいなくなってしまっても、新たにオープンするエリアもあるとのこと。

While visitorship to the island may be affected by construction works, this will be mitigated by the upcoming Siloso Green lifestyle quarter to open by year-end, as well a new family-themed attraction at Palawan beach. (The Straits Times Singpaoreより)

上記はセントーサ開発のCEOがインタビューで答えたもので、『大規模な工事のせいで来訪者数に影響が出ることが心配されていますが、年末までには新たにシロソ・グリーンと呼ばれるエリアやパラワンビーチには家族向けのアトラクションもオープン予定なので大丈夫です』ととても前向きです。

たしかに新しくなるエリアも確かに楽しみですが、、

やっぱりランドマーク的存在だったマーライオンが解体されるのは、ちょっと切ないですね。

巨大マーライオン、今までありがとう。24年間お疲れ様。

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