こんにちは、のりこです。
皆さんはアファメーションという言葉を知っていますか?
なんとも響きがききなれなくて、ちょっとオカルトチックなイメージを持ってしまう人もいるかと思いますが、実はごく普通に存在する英単語の一つです。
affirmation ー 断言、確言、肯定、(宣誓に代わる)確約(出典:Weblio英和辞典)
主にこのような意味を持つ言葉なのですが、心理学や自己啓発セミナーなどでは、『自分自身へに向けて前向きな宣言をすること』という意味で使われています。
『自分自身に向けて前向きな宣言をすること』をもうちょっと噛み砕いて言うと、
肯定的なことを口ぐせのようにつぶやき続ける
ということなんです。
- もっと金持ちになりたい
- もっと幸せになりたい
- もっと明るくなりたい
- もっとキレイになりたい
- もっと優しくなりたい
誰にでもこのような『今よりもっとこうなりたい!』願望はありますよね。
そんな向上心のある人にとっては、アファメーションは正しく効果的に使えば理想的な自分を実現するのにとても役立つと言われています。
のりこ
そう、すっかり忘れていたのでまったく自覚はなかったのですが、最近自分にとある変化が起きたことに気づいた時に、このアファメーションが絶大な効果を発揮していたことがわかったのです。
本記事では、知らないうちに私が実践していた2つのアファメーション術についてご紹介するとともに、それが具体的に私や家族にどんな効果をもたらしたのかを詳しく説明していきたいと思います。
- アファメーションがどんなものなのかを知りたい
- アファメーションが本当に効果があるのかを知りたい
- アファメーションのやり方を知りたい
目次
そもそもアファメーションってどんなことするの?
先述のとおりアファメーションというのは、自分がこうなったらいいなと思う肯定的なことを『口ぐせのように』言い続けること。
アファメーション女子
まぁ簡単に言えばこんな感じです。
では『口ぐせのように』言い続けることにはどんな良いことがあるのでしょうか。
アファメーションをする意味とは?
アファメーションとは、なりたい自分になるための言葉による思い込みづくりのことで、「肯定的な自己暗示」「肯定的な自己説得」「肯定的な自己宣言」とも言われます。
簡単にお伝えすると、なりたい自分にふさわしい文言をつくって、何度も言ったり、見たり、聞いたりすることで、自分自身に健全な「思い込み」をつくることです。(出典:アファメーションを「仕事や人間関係に活かす」7つの基本と8つの実践例|Life&Mind+)
そう、アファメーションって、簡単にいうと自分で『口ぐせのように』言い続けることで、自分の脳みそを騙す、もしくは信じ込ませる、と言うことなんです。
「こうありたい」ということを口ぐせのように言い続けることで、自分に前向きな『思い込み』を植えつけることができる。
そしてその『思い込み』は脳と心にしっかりと焼きついて、自ずと目標達成に向けた考え方や行動を選ぶようになるというものなんです。
代表的なアファメーションのやり方
先ほどからアファメーションとは『口ぐせのように』肯定的なことを言い続ける、脳に思い込みを持たせる、と言ってきましたが、実はその方法は1つだけではありません。
以下のように様々な「感覚」を使いながらいろんな角度から取り組むことができるのです。
- 言い続ける(つぶやく、叫ぶ、読み上げるなど)
- 聞き続ける(身近な人に言ってもらう、CDなどの音声を聞く)
- 書き続ける(何度も紙に書く)
- 見続ける(文字、画像、映像などを視覚から印象づける)
何か達成したいことがあってアファメーションのパワーを使いたいと思っても、なかなか口ぐせになるまで一人でぶつぶつ言い続けるのって習慣化しないものですよね。
そんな時は、書いたり聞いたり、あの手この手を使ってアファメーションにつなげることが可能なのです。
私が知らずにやっていた2つのアファメーション
私がアファメーションをいう言葉を知ったのは数年前だったのですが、実はその前から、それがアファメーションとはつゆ知らずにやっていたことが2つありました。
① 自分の部屋の一番目につくところに、大きく『楽観的』と書いて貼っていた
これは私が大学生の時に『自分を変えて、人生をもっと生きやすくしたい』という願いからやっていたことでした。
当時の私はコミュ障といっても過言でないくらいに人づきあいが苦手で、友達はいたもののいつも相手の腹のうちを勝手に探っては悲観的に捉え、
当時の私
と思っていました。
世の中には腹の底から楽しくお気楽に生きている人がいるっているのに、どうして私はこうも神経質で臆病で悲観的なんだろうと謎の自己嫌悪ばかりだったのです。
そしてある日、『こんな考え方は嫌だ!もっと楽しく生きたい!』と決意した私は、大きな紙に一番太い筆ペンで、
『楽観的』
とデカデカと書いて、常に目に入る場所に貼り付けました。
私はとにかく楽観的に、ごきげんな女になりたかったのです。
② 自分の息子に『大好きだよ』と必ず毎日、8年間言い続けた
そしてもう一つの「知らぬ間のアファメーション」は、我が子に『大好きだよ』と声をかけるだけの、とても簡単なものでした。
これは実は、「私自身が親にして欲しかったから、自分の息子にやってみた」と言うだけのものなんです。
のりこ
また私は昔からNHKの海外ドラマが大好きで、いつでも『アイラブユー♫』と言い合うドラマの中のアメリカ人ファミリーが羨ましくて仕方ありませんでした。
だから息子が生まれた時に、『私はこの子には毎日大好きだよって伝えよう』と決めたんです。そしてその日から現在に至るまでの8年間、私は本当に毎日、1日も欠かさずに息子に「大好きだよ」と言い続けています。
知らずにやっていたアファメーションで実感した絶大な効果
上記では私が「アファメーションと知らずにずっとやってきた習慣」の事例をご紹介しました。
これら2つの習慣がアファメーションとして私の脳や心に働きかけ、実はものすごい変化と効果をもたらしてくれていたと言うことに気がついたのは、つい最近のこと。
その絶大な効果とはどのようなものだったのでしょうか。
① 『楽天的』と貼り続け、それを見続けたことで、本当に楽天的になった
おそらくここ10年くらいの間に知り合った人は、私が過去にこんな心に闇を抱えたコミュ障だったなんてことは知る由もないでしょう。
今の自分を俯瞰してみると、こんな感じです。
- 明るくてバイタリティに溢れている
- わりと大雑把
- サバサバしている
いつの間にか、昔の私には考えられないくらい楽天的になっていました。
ちなみに私はこんな今の自分が大好きです。生きていて楽しいし、総合するとけっこうごきげんな女になれたと思っています。
私がどうしても自分の悲観的な部分を変えたくて書いた『楽天的』の貼り紙は、なんと一昨年実家を片付けるまで20年以上もの間、ずーっと実家の私の部屋に貼ってありました。
明らかに生きやすくなったそのきっかけを辿ると、やはり毎日毎日無意識のうちに視界に入っていた『楽観的』の文字をみるようになってからなのです。
のりこ
② 息子に毎日『大好きだよ』と言い続けていたら、自分のことが大好きになった
この変化に気づいたのは本当に最近のことなのですが、
言い続けてて本当によかったヽ(´▽`)/
と心から思いました。
息子に言っていたはずの『大好きだよ』が、実はそれを言っている自分の脳と心にもちゃんと届いていたのです。
私の脳が息子への『大好きだよ』を自分への言葉と勘違いしたおかげで、
私は自分が愛されていると感じられるようになったし、自分のことが大好きだと思えるようになったんです。
のりこ
そしてよかったことはそれだけではありません。
この『大好きだよ』アファメーションを8年間続けてきたことで、この習慣は息子にもしっかり受け継がれていて、
たまに私がパソコンを睨みつけてイライラしていたりすると、彼はそばにきて『大好きだよ』と言って背中をさすってくれたりと、愛を与える側にもなってくれるようになったのです。
まとめ:自分を好きになれるアファメーションのすすめ
いかがでしたでしょうか。
肯定的なことを口ぐせのように言い続けることで、脳と心に『肯定的な思い込み』を生じさせ自ずと目標達成への行動が取れるようになるアファメーション。
私の場合はアファメーションとは知らずにずっと続けてきた習慣が、のちの生き方や感情の持ち方に大きく影響を与えることになり、いつの日か『なりたかった自分』になることができていました。
このアファメーションは、自分自身の心の変化だけでなく、仕事や人間関係においてもすべて『思い込む』ことで『願い通り』・『思い通り』に動かすことができる、とてもパワフルなもの。
どうしても達成したい目標があったり、今の自分よりももっと生きやすい自分になりたい、そんな時にはぜひこのアファメーション、試してみてくださいね!
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