そんな疑問にお答えします。
以前下着専門店で店長を張っていました、のりこです。
冬の下着の定番といえば、
『ババシャツ』ヽ(´▽`)/
ですよね。
正しくは『インナー』と呼ばれているのですが、今では『薄くて軽くて暖かい』のは当たり前、中高生からOL、アスリートまで幅広い層の女性たちに着用されるようになりました。
目次
多様化するババシャツ!どう選ぶ?
『ババシャツ』は、男女問わず誰しもが必ず1枚は持っている冬の定番アイテムになりました。
そしてその種類や形、機能はもはや多様化しすぎていて、どれを選べばいいのかわからなくなってしまうほど。
そこで本記事では、下着屋の敏腕店長だった私が『これはかなりいい!』と胸を張っておすすめできる7つのババシャツたちを集めてみました。
① カラーバリエーションが豊富!スタンダードな発熱インナー
これはどこまでもシンプルなババシャツなのですが、生地は柔らかくしっとりしなやか。
レディースファッションブランドの『神戸レタス』のインナーは、どれも価格のわりに細部までこだわりが詰まっていてGOOD。
② 背中開きやオフショルダーのニットに合わせられるすごいババシャツ
このババシャツのすごいところは、最近流行りのオーバーサイズ気味なものや肩出しなどの、ちょっと肌の露出が多いタイプのアウターの中に着ても
全然はみ出してこない ( • ̀ω•́ )✧
というところ。これまではちょっと胸元の開いた服を着るとすぐにヒートテックが堂々とお出ましになっていましたが、
このババシャツならこんな背中開きのニットもOK、それでいて+5℃の暖かさを感じさせてくれる優れものです。
③ ニットワンピースに最適!腰回りを温めたい人にも最高なロングババシャツ
私はニットワンピースを着ることが多いのですが、その中に着ればニットからお股のあたりが透けるのを防いでくれますし、何と言ってもお尻まですっぽりカバーしてくれるので、腰回りが暖かで最高なんです。
▽カラーバリエーションも豊富♫▽
④ カップ付きババシャツで楽チンなのにおしゃれ
カップ付きインナーと言ったらすっかりユニクロが定番みたいになっていますが、『神戸レタス』のカップ付きインナーはそのおしゃれさと暖かさが格段に違います。
こんな感じでオフショルダーから少し見せてもOK。ブラが必要ないので肩周りはスッキリしています。
⑤ ピンポイントで温めるババシャツ
このババシャツは、「元祖ババシャツ」を作ったとも言われている老舗肌着メーカーの【グンゼ】が作った超機能性インナー。
ピンポイントで背中を温めることで全身に回る血液を温めてくれるので、着ているだけで体がポカポカしてきます。
⑥ オフショルダー・ボートネックにも着られるババシャツ
冬なのに肩を出すなんて、40歳過ぎたおばちゃんには理解できないところではありますが、確かにそんな私も数年前までは肩や背中の開いたニットが大好きでした。
そんな時に役に立つのがこのタイプ。
大きすぎるほどに襟ぐりが開いているのでオフショルダーやボートネックのニットなどには最適です。
⑦ 昔ながらのババシャツがリバイバル!綿100%にこだわる
最近見かける記事の中には、ヒートテックを卒業して、昔ながらの『お母さんの肌着』タイプのババシャツに移行する人が多いのだとか。その理由は以下の通り。
- 発熱・保温インナーには必ずアクリルが入っているため、敏感肌の人には合わないことも
- 薄手のインナーばかりが良しとされているが、本当に寒がりさんにはやや厚手の安心感
なんと言っても子どもから年寄りまで、みんなが大好きな綿100%。
しかもオーガニックコットンとなれば、どんなに肌が弱い人でもこれで防寒対策はバッチリですよね。
『ババシャツ』の始まりは1990年代、かーちゃんの肌着から
ところで。
このババシャツが広く女性に着られるようになったのって、意外と最近の話だって知ってましたか?
『ババシャツ』が出現した時、タイムリーに私も高校生だったので鮮明に覚えています。
女子高生がお母さんの肌着を着始めた
保温インナーの歴史は、1990年代にさかのぼります。当時の女子高校生が、寒い冬に制服の下に着たババシャツが始まりです。今のように保温インナーがなかった時代は、寒い冬は厚手のウールコートの中に何枚も重ね着をしていましたが、薄くて暖かい保温インナーを着ることで、ジャケットでも暖かく過ごせるようになったのです。
寒い季節に重くて分厚いコートを着ていた人々は、高機能で体を温める保温インナー1枚着ることで、寒い冬でもジャケットにストールで過ごせるようになったのです。保温インナーは、電力を使用しないで環境にやさしく保温するだけでなく、冬のファッションまで軽いカジュアルファッションに変えてしまったのです。
(引用元:Allabout/暖かさと快適さと女性の悩みを解消した保温インナー)
そうなんです、ちょうど私が高校〜大学の頃、
お母さんの肌着を借りて制服の中に着てくる人
が急激に増え始めたんです。
それまでは制服のブラウスの下は、キャミソールかブラジャー1枚という究極な薄着。
みんなはその上からベストにカーディガンに重たいコートにマフラーに、となかなかの重装備で学校に行っていました。
”体にほどよくフィットしてモコモコしない”ババシャツの良さに、みんなが気づいた瞬間だったんですね。
『肌色レース付き』からシンプルおしゃれなババシャツに進化
そしてそこからというもの、ユニクロのヒートテックが大爆発。
綿素材の肌色で襟ぐりにレースがあしらってあるような『THE・ババシャツ』から、若年層でもおしゃれに着こなせるシンプルなデザインのババシャツが急激に開発されました。
最近ではブラウスの中に発熱や保温インナーを着ているおかげで、『コートなし』で歩く高校生も多くなりましたよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ババシャツ」と言っても今やその種類は星の数ほどあります。
そしてそれぞれに「良さ」や「ユニークな特徴」があるので、その日のアウターや気温、アクティビティによって、中に着るババシャツも使い分けしてみるとさらにその効果が高まります。
上記で紹介したババシャツたちは『アウターからシャツがはみ出ている問題』を解消してくれるだけでなく、女性たちの『こんなババシャツがあったらいいのに』という願いをきちんと盛り込んであるものばかり。
これまでワンパターンなババシャツしか着てこなかった乙女たちも、ぜひ今年はこの記事を参考に様々なデザインを試していただき、お気に入りの一枚を発見してみてくださいね。
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